世の中には、いろいろなダイエット方法が紹介されている。
ロから食べるものを減らすのと同時に、目から入る情報もダイエットすると効果的だということを考えてみたい。
<目次>
1.「エネルギー保存の法則」を知る。
ダイエットについて考えるときに、ぜひ知っておきたい科学法則がある。「エネルギー保存の法則」である。エネルギーは発熱する等、さまざまなカタチに変化するが、総量としては不変だというものである。食べ物として、口から体内に入れた栄養分=エネルギーは、運動などの熱に変換しない限りは、自然には消えない。余ったエネルギー分は、脂肪に変換され体内に蓄積される。つまり、摂取したエネルギーが、運動などの代謝エネルギーを上回る限り、太り続けるものである。
運動エネルギーに変換して消費するという手段はあるが、限りがあるので、基本的には食事として摂取するエネルギー量を見直して減らすというのが、ダイエットの基本方針となる。
2.摂取エネルギー量を見直す
ダイエットでは摂取エネルギーを見直すということが重要だ。つまり、口から食べるものの量と種類を見直し適量にすることだ。
世の中にはいろいろなダイエット方法が紹介されており、いろいろな食事コントロール方法が存在する。
生活の質を損ねず、また、あまり特別なことをせず、自分の生活の中に溶け込ませ長続きするような方法を選ぶべきだ。個人の趣向もあるので、自分に合った方法を見つけ、ストレスを溜めないように続け生活習慣としていくのがよい。
いろいろな手法があると思うが、一番おすすめなのは、三食の主食はバランスよく、少し控えめの量とすること。三食以外の食べ物、デザートや間食のお菓子、甘い清涼飲料水を極力、減らすというものである。
三食をしっかりめにとることで、栄養バランスを崩すことなく、健康を保てる。また、デザート、間食類を減らすことで、主に砂糖分から成る余分なカロリーを減らすことができる。
3.目から入る情報にも気をつけよう
デザート、お菓子類、清涼飲料水などを減らせばよいと、頭ではわかっていても、なかなか長続きさせるのは難しい。つい欲しくなって手にとってしまうと、気づくと余分に食べてしまうのが実態だろう。
では、デザート、お菓子類、清涼飲料水などをなぜ欲するのかということを考えてみたい。一つの理由として、砂糖類による甘味は依存性があって、一度味わうと繰り返し欲しくなることが挙げられる。また、これらの商品は、広告、販売促進キャンペーンがたくさんされており、イメージとして食べたくなるような情報が世の中にあふれている。
ダイエットで口から体の中に入る食べ物について気をつけるのであれば、同時に目から入るこれらの食べ物のイメージ情報にも気をつけるべきである。商品広告および商品パッケージやネーミングなどは、見た人がその商品を欲しくなるように、工夫がこらされている。デザート、お菓子類、清涼飲料水を摂るのを減らしたいのであれば、これらに関する情報も極力、目にしないよう気をつけるとよい。
スーパーに行っても必要な買い物以外のコーナーには立ち寄らない。コンビニは加工食品を中心に品揃えがされているので、用事があるとき以外は行かない。このように、行動を変え、目から入る情報の種類を変えると、食べ物に対する欲求も変わっていくのでダイエットの継続に効果的である。
4.まとめ
・摂取したエネルギーは、余剰分は脂肪として体内に蓄えられる。
・三食は控えめにバランスよく、デザート、間食類を減らすのが摂取エネルギー削減に効果的である。
・口から体内に入れる食べ物と同じくらい、目から入ってくる情報、イメージに気を使う。
・甘いものに関する情報インプットを減らせば、それらに関する欲求も減ってくる。
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