ダイエットには色々な方法が数多くある。
世間で話題になっているダイエット法や、人のやっている方法は、場合によっては自分の体質に合っておらず、健康を害することもあるので気をつけた方がよい。
<目次>
1.糖質制限ダイエット
糖質制限ダイエットは、糖分摂取を制限するものである。そのため、肉類とかは制限の対象ではなく、脂肪分についてもあまり気をつけなくてよいとする。
以前、私も厳密な糖質制限ではないが、極力、糖分を減らすことを試したことがある。主食の白米は控え、肉類等を積極的に食べていた。
ご飯を食べないため、お腹を満たすボリューム感を得るには、ある程度、脂の乗った肉類を多めに食べるようになる。ご飯、麺類などは極力減らしたおかげで、体重は減少した。糖質 制限ダイエットは成功したかのように見えた。
2. 健康診断の数値が悪化
体重が減少したころ、丁度、健康診断で血液検査を受けることになった。検査指標の中で、血中脂肪分の内、LDL-コレステロール数値が正常値より上回ってしまっていた。
私はもともと、LDL-コレステロール数値がやや高い傾向であった。体質的に、他の人に比べて、悪玉コレステロールが増えやすいようだ。このまま糖質制限ダイエットを続行していると、血管にかかる疾患(脳梗塞や心筋梗塞など)にかかるリスクを高めるところであった。 現在では、動物性脂肪を控える方向に食事を工夫している。
3. 自分の体質を把握し、安全なダイエット方法を選ぶ
私の例でわかるように、世間で話題になっているダイエット方法も、個人の体質によっては健康を害してしまう可能性もある。
まずは、健康診断の結果等を振り返って自分の体質の傾向を把握することが必要だ。家系による傾向というものもあるので、親などにも体質の傾向を質問して気をつけるべきことはないか事前に知っておいたほうがよい。
ダイエットは、健康管理に関する手法の一つである。食事制限を伴うものは、栄養摂取のバランスを大きく変えることがあるので、特に健康に対する影響は大きい。
人がやっているダイエットをそのまま、真似てやることは、自分の体質に合わないことを続けることにもなるので、やめたほうがいい。
自分にあったダイエット方法を考えて、やりながら体調を確認しつつ継続することが大事である。