読書体験から豊かな人生を

読書体験から、新たな人生価値を見つけましょう

ダイエットに失敗する思考パターン 物事の捉え方を変えて継続しよう

食べ過ぎに至る原因としてストレスがあげられる。

f:id:s_labo:20200926091435j:plain


ダイエットで食べるのを我慢することがストレスとなり、それが原因で食べ過ぎてしまう。ダイエットの失敗を防ぐには、考え方、物事の捉え方を見直すのが鍵となる。


<目次>

1.ストレスが原因で食べ過ぎるパターン

暴飲暴食」という言葉があるが、必要以上に食べ過ぎてしまった時を思い返すと、ストレスの存在を感じる人が多いと思う。仕事や日常生活でストレスを溜め込んだ時に、好きなだ け食べるという行動に走ってしまうことがある。
また、ダイエットに取り組むと食事制限により、好きなものを満足するまで食べることを我慢しなければいけない。そのことが過度にストレスとなると、緊張の糸が切れたときに、ついたくさん食べてしまう。その際、ダイエットに対して挫折感を持ってしまうと、体重計も載らなくなり、ずるずると食べ過ぎが続き、ダイエットを放棄してしまうこともある。

2.考え方、物事の捉え方を変えてみよう

健康のために始めたダイエットだが、次第に自分を追い込むようになるとストレスを抱えてしまう。ストレスを溜める原因に、ダイエットに対する考え方、捉え方に問題があることが 多い。次のような考え方があるとストレスとなりがちである。


(1)全か無か思考(完ぺき主義)
ダイエットに対し完ぺきを求めすぎる。一回でも食べ過ぎてしまうと「ダイエットは失敗」と思い込み自分を否定しまう。


(2)こころの色眼鏡(選択的注目)
自分の体形、体重管理について、悪い面だけを見てしまう。良い面は視野に入らず、過剰にダイエットが必要と思い込む。


(3)拡大解釈と過少評価
ダイエット中の食べ過ぎや、ちょっとした体重増加について、失敗として過大にとらえる一方で、ダイエットに取り組んだ成功面については「取るに足らないこと」と思ってしまう


(4)結論の飛躍(恣意的推論)
一度でも食べ過ぎてしまうと「私には、ダイエットが無理にちがいない」と根拠に基づかず悲観的な結論を出す。


(5)過度の一般化
一度の食べ過ぎた失敗だけを根拠に「私は、何をやってもダメだ」と結論づけたり、この先もずっとそのことが起きると考えてしまう。


(6)自分自身への関連づけ(個人化)
ダイエットに取り組む中、停滞期が起こると様々な理由があるにもかかわらず「自分がダメなせいでこうなってしまった」と考えてしまう


(7) 「〜すべき思考 」
「ダイエットすべきだ」「食欲を我慢しなくてはならない」と必要以上に自分にプレッシャーをかけてしまう。


(8) レッテルはり
食べ過ぎた時に冷静に理由(ストレスの原因)を考えず「私はダメ人間」「ダイエット失格者」など否定的なレッテルをはってしまう。


(9) 感情的な決め付け
事実でなく、自分の感情を根拠として物事を判断してしまう。


(10) マイナス思考
一度の食べ過ぎなどは、ダイエットの中では息抜きとして良いことでもあるのに、マイナスに考え過ぎてしまう。

3. 物事の捉え方を変えてダイエットを継続しよう

上記であげたような考え方、物事の捉え方をする習慣があると、ダイエット取組み中にストレスを抱えやすく、ダイエットを失敗しやすい。
ダイエットは継続して取り組むもので、一度や二度の食べ過ぎならば、状況を分析してその後の食事量を調整していけばよい。ダイエットは、自分の生活や体質に合った生活習慣を自ら見つけて行くもの短期的に痩せることが目的ではなく、長期にわたって健康を維持するための基礎となるものである。「痩せなければ」と思いつめてダイエットをすると、挫折した時のリバウンドが懸念される。ストレスに対する姿勢、自分の物事の捉え方も冷静に見直して、長続きする習慣としてダイエットを続けるよう工夫しよう。

4. まとめ

・食べ過ぎる原因にストレスがあげられる。ダイエットがストレスとなると、ふとした弾みで食べ過ぎてしまうことがある。
・ダイエットに対して挫折感を味わうと、体重管理などを放棄してしまいリバウンド太りが懸念される。
・ダイエット失敗の根底に、考え方、物事の捉え方に一定のパターンがあることが多い。
・ダイエットは継続して生活習慣を改善していく取組み長期的な視野に立って、自分に合った方法を探求していくとよい。


<こんな記事もあります>


s-labo.hatenablog.com


s-labo.hatenablog.com