読書体験から豊かな人生を

読書体験から、新たな人生価値を見つけましょう

ダイエット、自分の食欲、空腹感について疑ってみる

人間は本能による欲求に従って行動を起こす。

f:id:s_labo:20200905140242j:plain


食欲、そして空腹感を感じたら、食べ物を食べる。本能にもとづいた行動ではあるが、一度は、その欲求について疑ってみることも、ダイエットを続ける上で必要である。


<目次>

1.食事制限をすると、緊張が切れた時に食欲を感じる

ダイエットを始めて、食事の量を意識的に減らす。当初は、ダイエットへの意気込みも強く、食事を減らしても、それほど苦痛を感じない。「今まで、食べ過ぎたのだなあ」と、しみじみと感じる。これからは「腹八分目、いや七分目で生きていこう」と自分で納得するものである。
ところが、しばらく経って、当初感じたダイエットへの情熱は、ほとぼりが冷めてくる。ふと目にしたテレビでグルメを取り扱っていると、ずいぶんおいしそうに見える。「今まで、 食事を減らして頑張ってきたのだから、少しくらいはいいだろう」と自分に言い聞かせて、甘いものに手を伸ばす。一口食べると、甘さが口中に広がり、その刺激は脳まで直接届くようだ。その後、抑えらていたはずの食欲が沸き起こり、気付くと以前よりたくさん食べ過ぎてしまう

2.自分の食欲、空腹感に疑いをもってみよう

一度、おやつなど間食をとってしまうと、ふと口寂しくなったときに手を伸ばしてしまう。
一回の量が少なくても、回数を重ねるとあっという間にカロリーオーバーになっていく。確かに食欲を感じたので、自分の本能に従って空腹を満たそうとしているように思われる。果たして、この食欲を信じてよいものだろうか
大昔、人間が狩生活をしていた時代は、食糧に恵まれていなかった。いつも空腹状態で、食べ物にありついたときは、生存本能から食欲が湧いて十分な栄養を食べるよう脳に働きかけている
時代が変わって飽食の時代となった現代においても、この本能は生き続けている。ダイエットをして、以前より空腹状態が続いた後に、甘いものなど刺激が強い食べ物を口にすると、十分に食べておくべきだと脳が判断して食べ過ぎてしまう
大切な生存本能ではあるが、現代の食生活には合致しないので食べ過ぎに注意したい。

3.食べる前に「この食欲は本物なのか」と自分に問いかけよう

以上のように、本能に従って食べてしまうとつい食べ過ぎになってしまう。だから、間食などで食べ物に手が伸びる都度、「この食欲は果たして本物なのの食欲は果たして本物なのか」と自分に問いかける習慣を身に付けよう。「今、本当にお腹が空いているだろうか?」とも問いかけてみるとよい。
たいていの場合は、 少し休憩したいとき、気を紛らわしたいと感じているだけのことが多い。その場合は、お茶などをゆっくり飲めば、気分もリラックスできると思う。 食欲、空腹感については、意外に自分の感覚は不確かである。おそらく、本当の飢餓状態での空腹感を味わう機会がないので、ちょっとした空腹についても、大きめな欲求として感じ取ってしまうようになっているのだと思う。
本当の食欲であるかを冷静に自分に問いかける習慣を身に付ければ、間食でつい食べ過ぎるということを防ぐことができるだろう。

4.まとめ

・ダイエットに飽きたころに起こる食欲に従うと食べ過ぎになる。
・間食などで、おやつなどに手が伸びるときに「本当にお腹が空いているか?」と自分に問いかけてみよう。
自分の食欲、空腹感に関する感覚は、意外に不確かなので、食べ過ぎとならないよう一呼吸おくようにする。


〜こんな記事もあります〜


s-labo.hatenablog.com