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健康診断の指標は時系列で比較して、自分の体質の傾向を把握しよう

定期的に健康診断を受け、検査結果を確認している人は多いと思う。

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検査の結果わかった指標については、標準値との比較だけでなく、自身の過去の5年、10年の結果と時系列で比較してみると、自分の体質の傾向がわかる。それで、弱点がわかれば早めに対策を行うことができる。


<目次>

1.定期的に健康診断を受診しよう

私は年に1回、健康診断を受けている。勤務先の健康組合の制度を利用し、夫婦で病院の短期人間ドックを受診している。毎年、同じ時期に受けるようにしている。
受診結果が送られてくると、各検査における標準値と比較して、数値が高すぎたり、低すぎたりしないかを確認する。
標準値との比較は大切であるが、検査値結果は個人の体質によりばらつきがあるものだ。そのため、過去の自分の数値と比較も行う。同じ場所で健康診断を受けると、過去3年程度の数値も記載されている。より、長期での推移を把握したいので、自分で一覧表を作成して、10年以上の数値の変化をつかめるようにしている。

2. 時系列比較で見えてくる自分の体質の傾向

10年くらいの期間で、自分の検査結果の数値を眺めてみると、個人的な体質の傾向というのが見えてくる。数値が標準値内に収まってはいても、年々上昇し、標準値の上限に近づいてきている指標などがわかる。また、その時の体重などのコンディションに影響されて変動している指標もあったりする。
私個人で言えば、「コレステロール」「LDL-C」が以前から少し高めの数値であった。この数年で境界値まで達してしまっている。このことから、自分は「脂質代謝」に弱点があり、気をつけなければいけないことを自覚した。
また、標準値内で推移しているものの、血糖値関連指標である「HbA1c」も徐々に上昇してきている。加齢に伴い「糖質代謝」も能力が低下してきたことがわかった。

3. 自分の弱点を知り、生活習慣改善に活かす

健康診断指標の分析から、自分の体質の弱点が把握できれば、対策を考えやすい。私の場合は「代謝」に関する改善が必要なので、まずは食生活の見直しが必要だと考える。
年齢が上がってきているので、「脂っこいもの」「甘いもの」を控え、腹七分目からハ分目にしておく習慣の徹底が必要だ。
また、深刻な病気、症状が出る前ではあるが、指標により年々の傾向が読めるので、本格的に悪くなる前に予防で対策をしておきたい。通院し投薬を受け、生活に制限が出てしまうことを考えると、事前に自分の生活を見直して改善できるのであれば、そちらの方が楽である。

健康診断の結果、異常値でイエローカードが出る前に、自分で傾向を把握して自分で健康をコントロールすることが重要だと考える。

4.まとめ

・健康診断の結果は、時系列で並べてみて自分の体質の傾向を把握する。
10年くらいの期間での比較で上昇してきている数値などがあれば、体質上の弱点と考え原因と対策を考える。
・本格的に悪くなり通院が必要となる前に、自分で生活習慣を工夫し改善することで健康を維持することができる。


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