ダイエットは食事に気をつけるとともに、適度な運動を継続することが大事である。
最初からいろんな運動をやり始めても長続きしないものである。今回は取り組みやすい運動習慣として「階段を使う」ことを紹介する。
<目次>
1.ダイエットは運動習慣も大切
ダイエットはバランスの取れた食事を適量とることとともに、適切な運動習慣を持つことも大事である。
運動により、体全体の代謝を向上させ、「太りにくいからだ」を徐々に目指すのがよい。代謝を向上させるには、体の筋肉量を増やしていくことが必要である。そのため、筋力トレーニングがすすめられている。筋トレは、過去に運動経験がある人であっても、継続するのは難しい。忙しさや面倒くささに負けて、辞めてしまうことが多い。ダイエットも筋トレも「続けてこそ」効果を得られるものなので、無理は禁物である。
2.日常生活に組み入れられることを探す
ダイエットを始めると、運動も頑張ろうという意気込みで、ジム、スポーツクラブに入会する人もいる。
ジムなどに行くことを、上手に生活のサイクルに取り入れることができれば、効果的に運動を継続することができる。
しかし、仕事が忙しくなったりすると、ジムに行く時間的余裕がなくなり、中断してしまうことが多い。長く続けるには、もっと生活の中で無理をせずに組み入れられるような運動習慣を身に付けるとよい。有力な手段としては自宅での自重筋トレであるが、はじめての人にとってはこれもハードルが高いと感じるかもしれない。
3.「階段を使う」ことで下半身の筋力を鍛える
ダイエットのための筋トレは、体の基礎代謝をアップさせることが目的である。そのためには筋肉の質量が大きい部位から重点的に始めることが効果的である。大きな筋肉がある下半身、太もも、臀部の筋肉を鍛えると代謝アップに効果的である。一番のおすすめはスクワットであるが、筋トレ経験がない人にとっては、大変だと感じるかもしれない。
そのような人におすすめしたいのは「階段を使う」ことだ。毎日の通勤や仕事の中で、エスカレーター、エレベーターを使っていたところをできるだけ「階段」を使って移動するというものである。
スーパーや駅ビルなど階移動でも、できるだけ階段を使う。マンションに住んでいる人は、エレベーターを使わず階段を使うことで、日常生活の中で脚部の筋肉強化ができる。
実際に階段を使ってみると、思いがけず下半身の運動となることに気付くと思う。ダイエットのための運動習慣の手始めとして「階段を使う」ことをおすすめする。