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「自分にはセンスがない」と嘆く前にやるべきこと。

何事かに取り組んで、うまくいかず壁にぶつかったときに、「自分にはセンスがない」と嘆くものだ。

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うまくいかない理由を「センスの有無」の問題にして、あきらめてしまうことやたやすい。それで自分で納得する前にやることがないか、考えてみたい。

<目次>

1.「自分にはセンスがない」と嘆く状況

何事かに取り組み、自分なりに努力をおこなっても結果が出ないことも多い。世の中が複雑になってきており、個人の努力と成果が、手応えのあるかたちで実感しにくい。また、成果が出るまで時間がかかるということが多い。
上手にできている他人と自分を見比べ、落ち込んでしまう。きっと上手にできる人にはセンスがあるけど、自分にはセンスがないのだ、と嘆いてしまう。例えば、ブログ記事がうまく書けない場合は、「自分には文章のセンスがない」と考え、自分でも納得してしまう

2.「センスがない」とあきらめていいのか

人には能力や適性に個人差があって、同じものごとに取り組んでも向き不向きにより、上手な人と下手な人に別れるのは当然である。しかし、自分でやりたいと思って取り組んだことを「自分にセンスがない」とあきらめて努力をやめてしまっていいだろうか。

「自分にはセンスがない」と自覚したのであれば、うまくできている人=「センスがある人」との違いは何だろうと考えてみる必要がある。上手な人は努力なしにスイスイとたやすくこなしているように見えて、裏では大変な努力をしているのかもしれない。また、自分のやり方が自己流で適切ではなく、一度、第三者にアドバイスをもらったほうがよいかもしれない。「センスがない」と気づいた時が、「やり方を変える」チャンスであり、スタート時点なのである。

3.「センスがないことに気づく」センスがあったと考えよう

逆説的に言えば、「センスがないことに気づく」センスはあったわけであるから、その自らのセンスを信じればよいのである。人は限られたリソースの中でものごとを進めていく必要がある。時間であったり、それまでに獲得した自分の見識など、いろいろな要素について、使い方を見直すべきである。
「センスがない」と嘆くに至ったのだから、今までと同じやり方では道は切り開かれない。やり方を考えるべきであるが、そのことに気づくということは大きなことである。「センスがない」という文言をあきらめる根拠とするのではなく、「何かに気づいたサイン」なのだと受け止める「センス」が必要なのだと言えよう。

4.まとめ

・うまくいかないときに、「自分にはセンスがない」とあきらめてしまってはいないか。
「センスがない」と感じた時は、やり方を変えるチャンスである。
・「センスがない」と嘆く前に、「何かを変えるべき」ということに気づいたという「自分のセンス」を信じて、切り口を変えて取り組もう


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