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「何を話すか」より「何を話さないか」の方が重要だ。

飲み会などでは話題豊富な方がいいと思いがちだ。

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しかし、自分は話好きだと思っている人に限って、相手が聞きたい話題が何かということに無頓着なことが多い。40代以上になったら、「何を話すか」より「何を話さないか」ということに着目した方がいい。

1.話好きの人の話は面白いだろうか。

飲み会などでは話題が豊富にあった方がいいと思いがちである。しかし、世の中には話好きの人はたくさんいて、意識せずとも話は飛び交うものである。
さて、話好きの人の話は面白いだろうか。酔っ払うと同じ話が繰り返されたり、とりとめのない話が延々続いたりすることも多く、面白い場合は少ない。おそらく一番楽しんでいるのは話している本人であることが多い。
実は、話をして相手が面白いと思わせるということは、高度の技術を要するものだ。相手の興味範囲を知り、反応を観察しながら、組み立てを工夫しないと面白がらせることはできない。

2.「何を話さないか」に着目する。

だいたい、人は歳を重ねるにしたがって話がくどくなり、自分本位になりがちだ。「何を話すか」ということより、「何を話さないか」ということにフォーカスを当てた方がよい。
人の印象は、その人が話す話題性よりは、「何を話さないか」ということに決定づけられる。
例えば、
・あの人は「人の悪口を言わない人」だ。
・あの人は「仕事の愚痴をこばさない人」だ。
・あの人は「自慢話をしない人」だ。
・あの人は「飲み会の場で、仕事の話題を持ち出さない人」だ。
・あの人は「自分が若い頃の昔話をしない人」だ。
等々。

「何を話さないか」という基本的なベースがある人の方が、好印象を持たれやすいことは明らかである。

3.40代を過ぎたら、「話さない」意識を持とう。

20代など若いうちは、自分のことを進んで話し、自分の個性を周囲に知ってもらうことも大切である。しかし、40代を過ぎたら、話している内容より存在感で周囲に認められることが望ましい。好きなように喋って、周囲が相槌もうつので理解と共感を得ていると考えるのは早合点である。職場の人間関係では、部下や後輩たちが気を使って「聞いたふり」をしているに過ぎない。だいたい「話が長いよ・・・」と心の中で思っていることが多い。
普段から、「こういう話題について、自分は話さないのだ」という線引きを心の中でしっかりやっておこう。酒の席などで気が緩んだときでも、つい喋りすぎて、周囲に悪印象を持たれることを防ぐことができる。

4.まとめ

・話をして、人に面白いと思わせることは高度な技術を要する。飲み会などで、グダグダとした話を垂れ流さない方がよい。
40代を過ぎたら、「何を話すか」とうことより「何を話さないか」に着目した方がよい。
・普段から、「何を話さないか」という線引きをしっかりしておくことで、不要な失言などを防ぐことができる。


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