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毎日を前向きに過ごすために、自分ができたことを評価する。自己効力感によりポジティブになろう。

毎日を前向きな気持ちに過ごすには、何か「自分にできたこと」を評価していくとよい

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小さなことでも「できた」と認識し積み上げることで、自己効力感を感じることができる。
ちょっとしたことでも自分で点数をつけて都度評価することで、「できたこと」に目を向ける方法を紹介する。

<目次>

1.自分に「できたこと」に着目しよう

完全主義傾向の強い人は、自分のあるべき姿=理想像を描き、それに対する現実の自分を減点法で評価する。例えば「本当は毎日、勉強するべきなのに、今日はできなかった」と自分に厳しくマイナス評価をする。この評価方法は、理想の自分に向けて努力する原動力にもなるが、マイナス評価が重なっていくと自分の存在が小さくマイナスなものと感じてしまう
発想の転換で、まず自分のことを、失うものがない「0点」の存在だと思ってみよう。その上でちょっとした自分の行動について、「できた!」と評価して加点していくと、自分をポジティブに捉えることができる。

2.日常のちょっとしたことにも加点評価する

日常のちょっとしたことでも「できた!」と感じたら、プラス評価をする。
私は、自分にわかりやすいように「ポイント制」にして点数で加点評価している。
例えば、次のような小さいこともプラス評価するように意識している。

「食事中に食べ物をしっかり噛むことができた」(1点)
「手洗い時に丁寧に指を立てて、石鹸で洗えた」(0.5点)
「歯磨きで奥歯の方も丁寧に磨けた」(0.5点)
「筋トレした」(2点、今日は疲れていたが丁寧にやったのでボーナスポイント+3点)
「ブログの記事を完成させアップした」(3点)
など。

他の人が聞いたら笑われてしまうような、小さいことでも加点評価をしている。その都度、点数をつけているが、特にノートに書いたり、集計しているわけではない。数値化することで、自分の「できた感」を具体化してプラスに感じるのが目的である。

3.自己効力感を増すことで、前向きな思考になる

自分が何か「できた」と感じることは、心理学で「自己効力感」と呼ぶ。wikipediaによると「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること。」と説明されている。また、「自己効力感が強いほど実際にその行動を遂行できる傾向にあるという。」とのこと。
偉大な人であれば、「ビックプロジェクトを遂行した」とか「大きな商談をまとめた」とかの成功体験で自己効力感を高めていくのであろう。私は凡人なので、日々の小さな「できた感」をかき集めて積み上げることで自己効力感を増していくことにしている。慣れてくると、ちょっとしたことに「1点、いや2点あげとくか」など心の中で考えることが楽しく感じるものだ。

4.まとめ

・毎日を前向きに過ごすには、自分に「できたこと」をプラス評価するといい。
・ちいさなことでも自分の「できた感」に対して、点数をつけることでプラス思考になれる。
・日々のちょっとした評価の積み上げで、「自己効力感」を増すことができる。「できる自分」を実感すると、自分の可能性を広げることにつながっていく。



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