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「世の中に価値を提供している」実感を持つことで、生活に張り合いを持つ。

「世の中に価値を提供している」実感を持つと、自分の生活にやりがい、張り合いを持つようになる。

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価値提供というと、情報を発信したり、社会貢献など難しいことを考えがちであるが、日常生活の何気ない行為も、「世の中への価値提供」に繋がっていることも多い。その実感を持つことで自分の生活に張り合いを持てる。

<目次>

1.人は「人の役に立っている」という実感により、精神的充足感を得ている。

人間は生きている限り、ただ飲食をして睡眠をとる、その繰り返しだけでは精神的充足は得られない。人間は社会的生物であるので、「自分が他人や世の中に役立っている」という実感を持つことで自尊心を満たすことができる。つまり、世の中に対して何らかの価値を提供しているという実感を持つことで、精神的満足感を得るのだと考える。
では、どのようなことをすれば価値を提供できるだろうか。

2.「世の中に価値を提供する」行動とはどういったものか。

「世の中に価値を提供する」行動としては、自ら価値ある情報発信を行ったり、仕事やボランティア活動を通して社会貢献を行うという行為があげられる。これらは、意義ある行動であるが、何気ない日常生活の中で取り組むには、少し難易度が高いと考える。
「価値を与える」という行為について、もっと広義に捉えてもよいのではないか。例えば、自分が働いて得たお金で、買い物をする。モノやサービスと引き換えに、金銭的価値を売主側に提供しているので、立派な価値提供行為だと言える。趣味を持ち、自分の好きな対象にお金を払って商品を購入する。世の中に数ある商品から、自分で対象を選び、金銭を払う、そういった経済活動はすべて、自分の意志により選択を行い、世の中に価値を提供していると言えるのだ。

3.「価値を提供する」行為を自覚的に行うことで、生活の張り合いが得られる。

生活の中で何気なく行っていた消費行動も、「金銭的価値を見い出し選択した」ということを自覚することで、世の中と繋がり大きな価値提供をしていることを実感できるだろう。仕事において、世の中との繋がりについて実感を見出すことができないというケースはよくあることだ。しかし、仕事で得た給料の中から、自分の意志で選択して買い物を行う行為は、自覚的に把握しやすい
情報発信や社会貢献といった高いレベルでの価値提供にこだわることなく、何気ない日常の消費活動などで、自分から世の中への「価値提供」を感じ取ってみよう。
自分と社会との繋がりを新たな切り口で感じ取ることができ、生活の張り合い、人生におけるやりがいを実感することに繋がっていくと考える。

4.まとめ

・人間は社会的動物であるため、「人の役に立っている=世の中に価値提供している」という実感から、精神的充足を感じ取ることが多い。
・「世の中への価値提供」は情報発信や社会貢献活動などがあげられるが、もっと広義に捉えて、生活の中で実感する機会を増やすとよい。
・日常生活の中での消費活動は、商品・サービスと引き換えに金銭的価値を世の中に提供していると言える。
・何気ない日常の買い物でも、自分から世の中に価値提供する活動の一つだと認識することで、生活に張り合いを感じることができるだろう。


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