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他人の価値観から脱却し、自分の価値観にしたがって行きていくこと

他人からの自己承認欲求が大きい人は、他人の価値観の中での自分の位置づけを気にしている

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人生を主体的に過ごすのであれば、自分の価値観をしっかり認識し、おのれの感じ方に素直になって生きていくように、考え方をシフトするとよい。


<目次>

1.他人の価値観を重要視する生き方

他人からの自己承認欲求が強い人は「人からどう思われているか」「他人から見た自分の評価」等を気にしている。自分を評価する評価軸は自分の中になく、他人の価値観の中でどう評価されるかが決め手になっている。
自分なりの価値軸が確立されていないため、常に他人や世間がどう思っているかが気にかかり、自分を他の人と比較してポジションが「上か下か」を考えるパターンとなっている。
会社の中で生きていると、人事評価や昇進度合いといったものが、主要な物差しとなり、自分なりの価値観が形成されにくくなってしまう

2.他人の価値軸の中で生きるむなしさ

人生のある段階に来ると、他人の価値軸の中で生きることに息苦しさを覚えるようになる。会社の人事評価、肩書きといったものは物事の一要素でしかないにもかかわらず、自己評価のすべてのように思い込んでしまうのだ。他人と比べて、目に見えるわかりやすい指標で優劣を判断し、自分の人生といったものを評価すると次第にむなしさを感じるようになる。自分の存在が他人との比較の上でしか感じ取ることができなくなっているからだ。

本当に自分がやりたいこと、自分なりに大切にしていきたいことなどが、置き去りにされており、「自分が一体だれのために生きているのだ」という疑問を感じるようになる。

3.自分の人生を生きるために自分の価値観で生きる

誰でも、自分の人生を自分のために生きる権利はある。会社、世間体といった外部に人生をすべて捧げなくてもよい。自分なりの価値観をしっかり認識して、自らをその軸に位置づけて歩んでいけばよいのだ。
そのためには、自分の考え方、自分の生き方の捉え方といったものを確立し、ときどき見直していくことが重要だ。自分はどういったことに喜びを覚え、何を優先して考えるのか。現在の自分について、過不足は何か。自分が満足できる生き方をする上で何を変えていけばよいだろうか。そういったことを、他人の目線ではなく、自分の考え方に照らし合わせて振り返る習慣を身に付けたい。そして、他の人も同様にそれぞれの価値観にしたがって生きる権利を有しているのだから、多様な生き方を認めるよう寛容になっていきたいものだ。

4.まとめ

自己承認欲求が強い人は、他人からどう評価されるかを気にする。
・それは、他人の価値軸の中で自分の位置づけを重視する生き方である。
・自分の人生を自分のために送るには、自分なりの価値観の中で生きたほうがよい
自分なりの考え方、価値観を認識し、自分が満足できることは何かを重視する。すると、人生を主体的に送ることができる。



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