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実録 心理カウンセリングを受けてみた その6 次回までの取組み

前回記事に引き続き、心理カウンセリングの実体験レポートその6である。

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前回記事で、面談が無事終了して、自宅に帰ったところまでを書いた。今回は1ヵ月後の次回面談に向けて何をしていくかということについて書く。


<目次>

1.何から手をつけたらいいのやら

カウンセリングが1回終了したものの、仕事も忙しく、悩んだ心の内が整理された感じにはならず、いわば混沌とした状態で渦巻いているような状態である。喩えていうと、震災の後、部屋の中が大変混乱してモノが散乱しているが、どこから手をつけていけばよいのかと溜め息をついている状態のようだ。

薦められた参考書を2冊買ったので、まずは、それを読むことにする。2冊ともワークブック形式なので、ページ数も少なく読みやすい。1週間かけて2冊ともざっくり読むことができた。

2.ワークブックの内容を実際にやってみよう

2冊の本とも、ワークブック形式のシート書式が載っていて、コピーを取って書き込むことで実際的に取り組めるように工夫されている。こういったワーク方式の本は、実際に取り組んでみて、効果があらわれる。筋トレの書籍を何冊読もうと、実際に筋トレを実施しないと、筋力は増していかないのと同じだ。
何か「面倒くさそう、しんどそう」と感じてしまうが、今回はせっかくカウンセリングを受けプロの助言も得られる機会でもあるので、しっかり取り組んでみたいと思う。ただ、必要以上に頑張ってしまうと、負担感から心の疲れになるので、興味を持って取り組めるところからやっていこうと思った。

3.まずは「不眠」克服の方からやってみる

2冊の本、1冊は「認知療法」、もう1冊は「不眠克服のための行動療法」についてのワークブックだ。 認知療法の方(「こころが晴れるノート」)は、物事の捉え方、考え方を見直して、気分に影響する仕組みを自分の実際の出来事にあてはめて、理解していくという道筋をたどる。いわば、「理屈」の世界を紙に書き出していくという手順だ。

一方、「自分でできる「不眠」克服ワークブック」の方は、自分の眠りに関する記録を日誌として残す。 一定期間の傾向を眺めて、良い睡眠をとるための方法を考え、行動を変容していく
どちらも現在の自分には「面倒くさく、しんどい」印象も受ける。しかし、現時点で、日常のしんどさみたいなもので悩んでいることは切実な問題で、何とか抜け出したいという気持ちが強い。なので、まずは、具体的な行動変容を試してみる「「不眠」克服ワークブック」の方を先にやってみようと考えた具体的に動いてみれば、いいにしろ、悪いにしろ具体的な答えが出るだろう。何もやらないままに、ずるずると悪い方向に傾いていくのは、どうにも嫌だと思っているので、一歩踏み出すことにした。




(「実録 心理カウンセリングを受けてみた」シリーズ、次回に続く)