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実録 心理カウンセリングを受けてみた その5  初回のクロージング

前回記事に引き続き、心理カウンセリングの実体験レポートその5である。

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前回記事で、認知行動療法の中身の話に入ったことを書いた。今回は、初回面談のクロージングについて書きたい。


<目次>

1.あっという間に時間が経過

認知行動療法の中身の話も入り、初回から、かなり中身の濃い面談となった。かなり駆け足で話が進んだ印象であったが、面談開始から約50分程度が経過した。先生から、「そろそろ時間ですね」と言われた。
その後、カウンセリングについての一般的事項の説明があった。プライバシーは厳守されること、相談者の権利が尊重されることなど、を「立て板に水」的な口調で説明された。不動産取引での「重要事項説明」を読み上げる感じと同じようなものである。予約変更・キャンセルについての決まりなど事務的事項も説明を受けた。

2.次回面談の予約

次回面談の予約の話となった。先生によると「次回までの間隔などは、相談者側の自由」とのこと。毎週来てもよいし、期間を空けてもよい。
一瞬迷ったが、私は全5回とすること、自宅学習も交えながら進めることを考えて、「1ヵ月後」に予約を取った。そのペースだと期間にして約4ヵ月。丁度よいくらいの長さかと思う。

最後に先生から、「最後に何か言っておくことはありますか。」と。
「この質問は皆さんに必ずしています。大抵は『特にありません』で終わりますが」と言われた。今回は、私も「特にありません」と回答した。何か言いたかったけど面談の流れの中で言えなかった、ということがあった場合への配慮だと思う。

3.事務所を出てからの足取り

面談用の椅子から立ち上がり、事務所を見わたすと、あらためて普通の居住用のワンルームマンションなのだなあと再度認識した。先生に見送られ、事務所を出ると、喉がすごく乾いていることに気付いた。普段より、よく喋ったこと、後、自覚していないがそれなりに緊張していたのだなあと感じた。
それ以外は、特段の感慨もなくターミナル駅へと向かった。駅ビルに入っている本屋さんで今日紹介された本を探した。 2冊ともあって、パラパラめくると読みやすくワークブック形式で実践しながら進めるのに 役立ちそうなので、さっそく買って帰った。 自宅について、どっと疲れが出た、ということもなかったので安心した。




(「実録心理カウンセリングを受けてみた」シリーズ、次回に続く)