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実録 心理カウンセリングを受けてみた その1

ふと思い立って、心理カウンセリングを受けることにした。

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カウンセリングの内容を整理することを目的にこのブログで実体験を紹介したい。これまでの記事とは趣きが違うのでこのシリーズについてはタイトルの頭に「実録」と記して、ドキュメンタリーとして書いていきたい。

<目次>

1.カウンセリングを受けようと思った理由

50代に入り、体力が落ちてきたせいもあるが、日々仕事をこなす中での疲労感でしんどくなってきた。物事に対して、楽しい気持ちが減じてきて、このまま放置すると「うつ」になってしまうのではないか、と心配になってきた。
もともと心配性な面があり、気持ちの切り換えが下手であった。会社を出ても、仕事面の悩みをリセットできず、特に夜中に目が覚めたときに、悩み事を考えだしてしまい、なかなか眠れないこともある。熟睡感が得られないことが疲労の原因である。
心理カウンセリングを受けることで、自分の考え方の傾向・癖を客観的に見つめなおし、ネガティブな思考習慣については、治していきたいと思った。

2.カウンセリングの申し込み

メンタルヘルスカウンセリングを提供している会社を探し、申込みを行った。その会社は、全国各地のカウンセリングルームと契約しており、初回のアポイントメントを代行してとってくれるサービスである。電話で申し込むと、住んでいるところからいくつかの候補をあげてくれた。カウンセリングは初めての経験なので、通いやすさを考えて自宅から一番近いところを紹介してくれるよう依頼した。
希望日時を伝えたら、翌日にはアポがとれた旨電話があり、面談日時が決定した。その後、簡単な利用案内が書かれた書類が郵送で届いたので、それを持って当日に訪問することになる。

3.カウンセリングルームに赴く

紹介されたカウンセリングルームは50代男性のカウンセラーが一人でやっている事務所である。臨床心理士公認心理師の資格を持つ方だ。
自宅最寄りのターミナル駅から歩くこと4~5分。ごく普通の3階建てマンションに到着した。駅近の立地のせいか、各種事務所みたいな人が入居していて、扉に事務所のプレートが張ってある部屋もあった。自分が訪ねた部屋は「○○心理相談室」と控えめに書かれてあるところである。
インターホンを鳴らして入ると、普通のワンルームマンションの作りで、靴を脱いで中に入る形式である。部屋はモノも少なく、きれいに掃除されていたので安心した。
面談のテーブルはダイニングテーブルのようなもので向き合って座る。ソファーなども想像していたが、そうではなかった。テーブルの端に目覚ましタイプの時計が置かれ、面談の経過時間がわかるようになっていた。


(「実録心理カウンセリングを受けてみた」シリーズ、次回に続く)