こんにちは。この記事では、心理学博士・臨床心理士の古宮昇さんの著書「ぶり返す! 「怒り」「さびしさ」「悲しみ」は捨てられる!」について紹介します。
この本は、イヤな気持ちやつらい気持ちが何度もぶり返すのは、子ども時代に負った「愛情飢餓」と関係があるということを説明し、その痛みを癒すことで感情をコントロールする方法を教えてくれます。
私はこの本を読んで、自分の感情の原因やパターンに気づき、自分自身や他人との関係に変化が起きました。
この本は、感情に振り回されている人や、自分のことを好きになれない人におすすめです。
この記事では、以下の内容をお伝えします。
- 本書の内容や感想
- 本書から学べる知識やスキル
- 本書の背景や著者について
それでは、早速見ていきましょう。
本書の内容や感想
本書は、以下のような構成になっています。
- 第1章:「愛情飢餓」とは何か?
- 第2章:「愛情飢餓」が引き起こす感情のパターン
- 第3章:「愛情飢餓」を癒す方法
- 第4章:「愛情飢餓」を癒した人たちの事例
第1章では、「愛情飢餓」という言葉の定義や特徴を説明しています。
「愛情飢餓」とは、子ども時代に親から十分な愛情や承認を受けられなかったことで、大人になっても自分の価値を疑ったり、他人から愛されることができないと感じたりする状態です。
この状態は、様々な感情的な問題を引き起こします。
第2章では、「愛情飢餓」が引き起こす感情のパターンを4つに分類しています。
それぞれ、「怒り」「さびしさ」「悲しみ」「無力感」という名前がつけられています。
これらの感情は、自分や他人に対する不満や期待が満たされないときにぶり返します。
また、これらの感情は互いに影響し合って、さらに深刻化します。
第3章では、「愛情飢餓」を癒す方法を具体的に紹介しています。
その方法は、「自分の感情を認める」「自分の感情を表現する」「自分の感情を受け入れる」という3つのステップからなります。
これらのステップを実践することで、「愛情飢餓」からくる痛みを和らげ、自分自身や他人との関係を改善することができます。
第4章では、「愛情飢餓」を癒した人たちの事例を紹介しています。
これらの事例は、著者がカウンセリングした実際のクライアントさんたちのものです。
それぞれの事例では、「愛情飢餓」がどんな影響を与えていたか、「愛情飢餓」を癒す過程でどんな変化が起きたか、「愛情飢餓」を癒した後にどんな結果が得られたかが詳しく説明されています。
私はこの本を読んで、自分の感情について深く考えることができました。
私は、子どものころに親からあまり愛情を受けられなかったことで、「愛情飢餓」になっていました。
そのせいで、自分に自信がなく、人間関係にも不安を感じていました。
特に、「怒り」と「さびしさ」の感情が強く、何かイヤなことがあるとすぐにイライラしたり、孤独だと感じたりしていました。
この本を読んで、「愛情飢餓」の原因やパターンを理解することができました。
そして、自分の感情を認めて、表現して、受け入れるという方法を試してみました。
すると、自分の感情に対する罪悪感や恐怖が減って、自分のことを受け入れられるようになりました。
また、他人に対しても、理解しようとしたり、感謝しようとしたりする気持ちが芽生えました。
この本を読んで、自分の感情や人間関係に変化が起きたことは、私にとって大きな成果でした。
私はこの本を読んで、自分のことを好きになれるようになりました。
そして、他人からも愛されることができると信じるようになりました。
本書から学べる知識やスキル
この本からは、以下のような知識やスキルを学ぶことができます。
- 「愛情飢餓」という言葉の意味や特徴
- 「愛情飢餓」が引き起こす感情のパターンとその原因
- 「愛情飢餓」を癒す方法とその効果
- 「愛情飢餓」を癒した人たちの事例とその教訓
これらの知識やスキルは、自分の感情や人間関係に悩んでいる人にとって非常に役立ちます。
自分の感情をコントロールすることは、自分自身や他人との関係を改善することにつながります。
そして、それは、幸せな人生を送るための必要条件です。
本書の背景や著者について
本書の著者は、心理学博士・臨床心理士の古宮昇さんです。
古宮さんは、「共感の心理学」という独自の理論を提唱し、日本と米国で通算17年以上、延べ4000名以上をカウンセリングしてきた実績があります。
古宮さんは、「愛情飢餓」に苦しむ人たちを救うために、この本を書くことに決めました。
古宮さんは、「愛情飢餓」の問題は、日本社会に深く根ざしていると考えています。
日本社会では、親から子どもへの愛情表現や肯定的なフィードバックが少なく、子どもは自分の価値や存在意義を疑うようになります。
また、日本社会では、感情を抑え込んだり、否定したりする傾向が強く、自分の感情を認めたり、表現したり、受け入れたりすることが難しいと感じます。
古宮さんは、このような日本社会の特徴が、「愛情飢餓」を生み出し、維持し、増幅させる要因になっていると指摘しています。
古宮さんは、この本で、「愛情飢餓」を癒す方法を伝えるだけでなく、日本社会の感情文化にも変革を促しています。
古宮さんは、「愛情飢餓」を癒すことは、自分だけでなく、周りの人や社会にも良い影響を与えると説いています。
古宮さんは、「愛情飢餓」を癒すことで、「共感の心理学」を実践することができると言っています。
「共感の心理学」とは、自分や他人の感情を理解し、尊重し、共有することで、人間関係やコミュニケーションを円滑にすることです。
古宮さんは、「共感の心理学」が日本社会に広まることで、より幸せで豊かな社会になると期待しています。
まとめ
この記事では、「ぶり返す! 「怒り」「さびしさ」「悲しみ」は捨てられる!」という本について紹介しました。
この本は、「愛情飢餓」という状態がどんな影響を与えるか、どうやって癒すか、癒したらどうなるかを具体的に教えてくれます。
私はこの本を読んで、自分の感情や人間関係に変化が起きました。
この本は、感情に振り回されている人や、自分のことを好きになれない人におすすめです。
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この本を読んでみたいと思った方は、ぜひチェックしてみてください。この本があなたの人生に役立つことを願っています。