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感情処理法で自分の心を整える!カウンセリングに活かす「感情処理法」の魅力とは?

こんにちは。今回は、「カウンセリングに活かす「感情処理法」: 対人援助における「不快な感情」の減らし方」という本を紹介したいと思います。


この本は、心の中で処理されずにわだかまっている不快な感情を減らしスッキリさせること、

そして、その状況にふさわしい自然な感情を体験することを目的とする感情処理法という技法を解説したものです。


感情処理法は、交流分析認知行動療法などと併用することで、カウンセリングの効果をより高めることができるという特徴があります。

また、司法・医療・福祉など様々な領域の現場でもプログラムや研修に用いられているそうです。


私は、この本を読んで、自分の感情に向き合うことの大切さや方法を学ぶことができました。

この本を読んで感じたことや学んだことを、以下のポイントにまとめてみました。

1. 感情に気づくことが第一歩


この本では、感情処理法の進め方として、まずは自分がどんな感情を持っているかに気づくことが重要だと言っています。

私たちは、日常的に様々な出来事や人との関わりによって、さまざまな感情を抱きます

しかし、その感情に気づかずに無視したり、否定したり、抑圧したりすることもあります

そうすると、その感情は心の中でたまっていき、ストレスや不安や怒りなどの不快な感情に変わってしまいます

その結果、自分や他人に対して不適切な言動を起こしたり、身体や心に不調を引き起こしたりする可能性があります。

そうならないためには、自分が今どんな感情を持っているかに気づくことが第一歩だということです。

この本では、自分の感情に気づくための方法として、以下のようなものを紹介しています。

  • 感情カード:様々な感情の名前や絵が書かれたカードを使って、自分が今抱いている感情を探す
  • 感情日記:毎日自分が経験した出来事や人との関わりについて書き出し、それに伴った感情も記録する
  • 感情チェックリスト:あらかじめ用意された様々な感情の名前から、自分が今抱いているものを選ぶ
  • 感情ホイール:中心から外側に向かって様々な感情が円状に配置された図を使って、自分の感情の深さや細かさを探る


私は、これらの方法を試してみたところ、自分が思っていたよりも多くの感情を持っていることに気づきました。

例えば、仕事でミスをしたときには、ただ「悲しい」というだけではなく、「恥ずかしい」「落ち込む」「自信がなくなる」「怒られるのが怖い」などの感情もあることに気づきました。

また、友人と楽しい時間を過ごしたときには、「嬉しい」というだけではなく、「感謝する」「安心する」「幸せだと感じる」「もっと仲良くなりたい」などの感情もあることに気づきました。

これらの感情に気づくことで、自分の心の状態をより正確に把握することができました。

2. 感情を受容することが大切


この本では、感情処理法の進め方として、次に自分の感情を受容することが大切だと言っています。

自分の感情に気づいた後、その感情を否定したり、変えようとしたり、抑えようとしたりすることはありませんか?

私は、そういうことをよくしていました。

例えば、仕事でミスをしたときには、「悲しんでも仕方ない。早く立ち直らなきゃ」と自分に言い聞かせたり、

友人と楽しい時間を過ごしたときには、「嬉しすぎて浮かれてる。冷静にならなきゃ」と自分を戒めたりしていました。

しかし、この本では、そういうことをすると、感情が処理されずに心の中に残ってしまうと言っています。

感情は、私たちが経験した出来事や人との関わりに対する自然な反応であり、

それぞれの感情には、私たちに何かを伝えたり、何かを促したりする意味や役割があると言っています。


例えば、悲しみは、私たちに失ったものや大切なものを思い出させたり、

嬉しさは、私たちに幸せや満足感を味わわせたりする感情です。

そういう意味では、どんな感情も正しいものであり、

その感情を受け入れて認めてあげることが大切だということです。


この本では、自分の感情を受容するための方法として、以下のようなものを紹介しています。

  • 感情表現:自分が今抱いている感情を言葉や声や表情や身振りで表現する
  • 感情共有:自分が今抱いている感情を信頼できる人に話す
  • 感情肯定:自分が今抱いている感情を否定せずに肯定的に捉える
  • 感情共感:自分が今抱いている感情に対して共感的な言葉や態度で応える


私は、これらの方法を試してみたところ、自分の感情に対して柔軟になれました。

例えば、仕事でミスをしたときには、「悲しんでも仕方ない」と思わずに、「悲しい気持ちを受け入れてあげよう」と自分に言い聞かせたり、

友人と楽しい時間を過ごしたときには、「嬉しすぎて浮かれてる」と思わずに、「嬉しい気持ちを楽しんであげよう」と自分に言い聞かせたりしていました。

そうすると、その感情が自然に消化されていくのを感じることができました。

また、感情表現や感情共有をすることで、自分の感情を他人に伝えることができたり、

感情肯定や感情共感をすることで、自分の感情を認めてあげることができたりしました。

これらの方法を使うことで、自分の感情に対して優しくなれました。

3. 感情の原因や意味を探ることが有効


この本では、感情処理法の進め方として、さらに自分の感情の原因や意味を探ることが有効だと言っています。

自分の感情に気づいて受容した後、その感情がどこから来ているのか、何を伝えたいのか、何を求めているのかを探ることで、

自分の心の深層部分にアクセスすることができます。

そうすると、自分の本当のニーズや欲求や価値観や信念などが明らかになり、

自分の行動や選択や目標などについても見直すことができます。

この本では、自分の感情の原因や意味を探るための方法として、以下のようなものを紹介しています。

  • 感情探索:自分が今抱いている感情について、「どうして?」「それは何故?」「それはどういうこと?」などと問いかけて深めていく
  • 感情分析:自分が今抱いている感情について、「それはどんな状況で起きた?」「それはどんな人と関係している?」「それはどんな思考や信念に基づいている?」などと分析して整理する
  • 感情反転:自分が今抱いている感情について、「それは逆だったらどうだろう?」「それは他人だったらどうだろう?」「それは別の感情だったらどうだろう?」などと仮定して比較する
  • 感情対話:自分が今抱いている感情について、「それは何を伝えたい?」「それは何を求めている?」「それは何を教えてくれる?」などと対話して聞き出す


私は、これらの方法を試してみたところ、自分の感情の背景や目的を理解することができました。

例えば、仕事でミスをしたときには、「悲しむ」という感情が、「仕事ができない自分はダメだ」という思考や信念から来ていることに気づきました。

また、「悲しみ」の反対は「喜び」だとしたら、「仕事ができる自分は良い」という思考や信念もあることに気づきました。

そして、「悲しむ」という感情は、「仕事ができる自分になりたい」というニーズや欲求を伝えていることに気づきました。

このように、自分の感情を探索したり分析したり反転したり対話したりすることで、

自分の心の動きや仕組みをより深く知ることができました。

4. 感情を変化させることが可能


この本では、感情処理法の進め方として、最後に自分の感情を変化させることが可能だと言っています。

自分の感情に気づいて受容して探った後、その感情が自分にとって不快だったり不適切だったりする場合は、

その感情を減らしたり変えたりすることができます。

そうすると、自分の心の状態を改善したり、自分の行動や選択や目標などにもポジティブな影響を与えることができます。

この本では、自分の感情を変化させるための方法として、以下のようなものを紹介しています。

  • 感情調整:自分が今抱いている感情の強さや方向性を調整する
  • 感情置換:自分が今抱いている感情を別の感情に置き換える
  • 感情再評価:自分が今抱いている感情に対する評価や判断を変える
  • 感情解放:自分が今抱いている感情を解放する


私は、これらの方法を試してみたところ、自分の感情をコントロールすることができました。

例えば、仕事でミスをしたときには、「悲しむ」という感情を「落ち込む」や「残念だ」というように弱めたり、

「悲しむ」という感情を「反省する」や「学ぶ」というようにポジティブな方向に変えたりしました。

また、「仕事ができない自分はダメだ」という思考や信念に対して、「仕事ができなくても自分は大切だ」という再評価や判断をしました。

そして、「悲しむ」という感情を泣いたり話したり書いたりして解放しました。

このように、自分の感情を調整したり置換したり再評価したり解放したりすることで、

自分の心の状態をより快適なものにすることができました。

まとめ


以上が、私がカウンセリングに活かす「感情処理法」: 対人援助における「不快な感情」の減らし方という本を読んで感じたことや学んだことです。

この本は、私たちが日々抱く様々な感情について、その気づき方や受け入れ方や探り方や変え方などを具体的かつ実践的に教えてくれる本です。

私は、この本を読んで、自分の感情に向き合うことの大切さや方法を学ぶことができました。

また、この本を読んで、自分の心の状態や行動や選択や目標などにも影響を与えることができました。

例えば、仕事でミスをしたときには、「仕事ができる自分になりたい」というニーズや欲求に応えるために、

ミスの原因や改善策を考えたり、上司や同僚に相談したり、勉強したりするようになりました。

また、友人と楽しい時間を過ごしたときには、「もっと仲良くなりたい」というニーズや欲求に応えるために、

友人に感謝の気持ちを伝えたり、次の約束をしたり、プレゼントを贈ったりするようになりました。

このように、自分の感情を変化させることで、自分の行動や選択や目標などにもポジティブな影響を与えることができました。

この本は、私にとって非常に役立つものでした。

感情処理法は、カウンセリングだけでなく、日常生活でも使える技法です。

自分の感情を知り、受け入れ、探り、変えることで、

自分の心の状態をより良くすることができます。


この本は、感情処理法に興味がある方や、

自分の感情に悩んでいる方や、

自分の感情をコントロールしたい方におすすめです。

この本は、下記リンクから購入できます。

ぜひ、読んでみてください。

私は、この本を読んで感じたことや学んだことをシェアしましたが、

皆さんは、この本を読んでどう感じましたか?

コメント欄で教えてくださいね。

それでは、今回はこの辺で失礼します。

次回もお楽しみに!