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「老後準備に向けた基礎知識」は、「積み立て型」で身に付けていくとよい。

老後準備に向け、基礎的な知識を身に付ける場合、おすすめのやり方はあるだろうか。

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老後生活に関する情報は広範囲であり、複雑に感じてしまうため、つい先延ばしにしがちであるが、まずは断片的でもよいので関心を持つのがよい。「積み立て型」で徐々に知識を蓄積していくことをお薦めする。

<目次>

1.先延ばしにしがちな「老後に向けた準備」。

「老後に向けた準備」をするにあたっては、「老後生活に関する基礎知識」を身に付け、自分にとって必要なことを知り、できることから準備し始めることが必要である。
しかし、多くの人にとって、年金をはじめとした社会保険の制度や、老後の健康維持に必要なことは、「まだ先の話」であり、「今はいいや」と先延ばしにしがちである。ただ、老後準備に向けた基礎知識は、年金、介護、税制、シニア向け住宅、シニアが気にすべき健康面での課題など、広範囲にわたっており、相互の関連性も深い。定年前になってから急に勉強しても、全体をすぐには把握できず、すぐには有効な対応を引き出せない場合が多い。

2.断片的でもよいので、早い段階から関心を持つこと。

老後生活に関する知識を身に付けることを敬遠しがちになる一因は、年金制度をはじめとして、用語や制度などが複雑でわかりにくいことがあげられる。

私がおすすめするのは、一度に正確に内容を知ろうとせず、断片的でもよいので用語や制度の仕組みなどに馴染んでいくことである。具体的には、新聞や雑誌の老後準備に向けた記事に関心を持って読み込むことである。特に最近の週刊誌は老後生活に関する記事掲載に積極的である。内容も、図表やチェックリストを付けたりと、万人向けにわかりやすく書かれている。

最初は、わかる範囲でいいので各種記事に目を通していると知識が蓄積されていく。すると、まとまった情報への関心が高まると思うので、次は関連の新書やMOOK等を手にとって全体像についても知っていくとよい。

3.「老後に向けた基礎知識」も「積み立て型」が有効である。

よく老後に向けた資産形成については「積み立て型」の投資が有効であり、毎月、無理のない一定額の積み立てをしていくとよいと言われている。老後に向けた基礎知識についても、同じことが言える。早い段階からコツコツと「積み立て型」で知識を得ていくのが効果的であり、無理がない方法だ。
本ブログでも、今度、情報の入手方法などを紹介していきたいと思う。

4.まとめ

・老後に向けた準備は、「そのうち、いつか」と先延ばしにしがちである。
・しかし、老後生活に向けた基礎知識は、範囲も広く内容も豊富なため、一度に一括して全体を知ることは困難
・断片的でもよいので、早い段階から関心を持ち、知識を積み上げていくのがおすすめ。
・新聞、雑誌の関連記事を見たら、じっくり読んで用語などに馴染んでいく。
「老後に向けた基礎知識」も積み立て型で形成するのが望ましい。