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『小さいことにくよくよするな!』で学ぶストレスフリーな生き方

こんにちは、このブログでは、私が読んだ本の感想やおすすめを紹介しています。今回は、リチャード・カールソンさんの『小さいことにくよくよするな!』という本について書きたいと思います。

この本は、日常生活で起こるさまざまなストレスや悩みに対して、どうやって対処したらいいか、具体的で実践的なヒントを100項目に分けて紹介してくれる本です。

著者のリチャード・カールソンさんは、心理学者であり、ストレスコンサルタントとしても活躍されていました。

彼は、この本を書く前に、自分自身がストレスや不安に苦しんだ経験があったそうです。

そのときに、自分が本当に大切にすべきことは何なのか、小さいことにくよくよしないで、穏やかに生きるための方法を見つけ出したのです。


私は、この本を読んで、本当に感動しました。

なぜなら、この本に書かれていることは、私自身が日々感じていることや、改善したいと思っていることと、とても共感できたからです。

例えば、以下のようなことです。

  • 「自分の気持ちを素直に表現する」

私は、自分の気持ちを素直に表現するのが苦手でした。

人に迷惑をかけたくないとか、相手の反応が怖いとか、いろいろな理由で、自分の本当の思いを言えないでいました。

でも、この本を読んで、自分の気持ちを素直に表現することの大切さに気づきました。

自分の気持ちを言えば、相手も理解してくれるかもしれないし、自分も楽になれるかもしれないと思いました。

もちろん、言い方やタイミングは考えないといけませんが、自分の気持ちを抑え込むことは、自分にも相手にも良くないということを学びました。

  • 「自分の時間を大切にする」

私は、仕事や家事や育児などで忙しくしていると、自分の時間がないと感じていました。

自分の好きなことをする時間や、ゆっくり休む時間がないと、ストレスが溜まっていきました。

でも、この本を読んで、自分の時間を大切にすることの意味に気づきました。

自分の時間を作ることは、自分を大切にすることであり、自分をリフレッシュすることであり、自分を成長させることでもあると思いました。

自分の時間を作るためには、優先順位をつけたり、断ったり、効率化したりする必要がありますが、それは自分のためになるということを信じました。

  • 「他人と比べない」

私は、他人と比べる癖がありました。

他人の成功や幸せを見ると、自分はどうしてこんなにダメなのだろうと落ち込んだり、嫉妬したりしていました。

でも、この本を読んで、他人と比べることの無意味さに気づきました。他人と比べることは、自分の価値を下げることであり、自分の幸せを見失うことであり、自分の可能性を制限することでもあると思いました。

他人と比べるのではなく、自分と比べることが大切だということを学びました。

自分は自分であり、他人は他人であるということを受け入れて、自分の長所や短所を認めて、自分のペースで自分の目標に向かって進むことが、自分にとって一番良いことだと思いました。

  • 「他人の心配をやめる」

私は、家族や友人のことを常に気にかけていて、彼らの幸せを自分の幸せとしていました。

しかし、この本を読んで、自分の心の余裕がなくなっていることに気づきました。

他人のことを心配するのは、愛情の表れではありますが、それが過度になると、自分の感情や判断に影響を与えてしまいます。

他人のことを心配するのではなく、応援するという姿勢に変えることで、自分も相手も幸せになれるということを学びました。

  • 「完璧主義をやめる」

私は、自分の仕事や趣味に対して、常に高い基準を持っていて、それに達しないと不満や焦りを感じていました。

しかし、この本を読んで、完璧主義は、自分の能力や状況を正しく評価できないことによるものだということに気づきました。

完璧主義をやめることで、自分の長所や短所を受け入れることができるようになりました。

また、他人のことも、自分の基準で判断せず、その人なりの良さを認めることができるようになりました。

  • 「今を生きる」

私は、過去の失敗や後悔、未来の不安や期待によって、今の自分の感情や行動が左右されていることに気づきました。

しかし、この本を読んで、過去や未来は、今とは別のものであり、今に影響を与える必要はないということに気づきました。

今を生きることで、自分の心に集中することができるようになりました。

また、今を楽しむことで、自分の人生に感謝することができるようになりました。



このように、この本には、私が感動したり、役に立ったりしたことがたくさん書かれています。

もちろん、この本に書かれていることをすべて実践するのは簡単ではありません。

でも、この本を読んで、少しでも自分の考え方や行動が変われば、自分の人生がより良くなると信じています。


この本の背景や著者についても、とても興味深いことがあります。

この本は、著者のリチャード・カールソンさんが、自分自身のストレスや悩みを乗り越えるために書いたものです。

彼は、この本を書いた後も、ストレスや悩みと闘い続けました。

そして、2006年に、出張中の飛行機内で、突然心臓発作で亡くなりました。享年45歳でした。

彼の死は、世界中の多くの人に衝撃を与えました。

彼は、自分の本に書いたことを実践して、穏やかに生きていたのではないかと思われましたが、実は、彼は自分の本に書いたことを人に教えることで、自分自身を励まし、癒し、成長させていたのです。

この本は、私にとって、とても価値のある本です。

この本を読んで、自分の人生に役立てることができれば、それは、彼の想いに応えることにもなると思います。この本は、こんな人におすすめです。

  • ストレスや悩みに苦しんでいる人
  • 自分の考え方や行動を変えたいと思っている人
  • 穏やかに生きたいと思っている人


この本は、下記リンクから購入できます。

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