「物語思考　「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術」を読んでみた

こんにちは。今回は、けんすう（古川健介）さんが贈る「物語思考　「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術」という素晴らしい本を紹介したいと思います。

この本は、やりたいことを見つけられずに悩む多くの人に贈る、キャリア設計の指南書です。物語の主人公として自分自身を捉え、人生の舞台をセットアップすることで、自己実現を図る方法を綴っています。

私は、この本を読み終えたとき、自分自身の視点が変わったことを実感しました。この記事では、その中からいくつかのポイントをシェアし、読者の皆さんにもこの素晴らしい本を読んでいただきたいと思います。

なぜこの本を選んだのか？

私自身、多くの仕事や趣味に取り組んできましたが、いつも何かが足りないと感じていました。やりたいことが見つからず、自分の人生に明確な方向性を持てないまま、日々が過ぎ去っていく感じが辛かったのです。

そんなとき、友人からこの本を強く勧められました。友人は、この本を読んで自身のキャリアやライフスタイルが大きく変わったと語っていました。そこで私も興味津々で手に取り、読み始めました。

この本の内容は何か？

この本は、物語思考と呼ばれる独自のアプローチを提唱しています。物語思考は、自分がなりたいキャラクターをイメージし、そのキャラクターに合わせて人生の物語を紡いでいく方法です。

このアプローチでは、何をやりたいかを追求するのではなく、どのような自分になりたいかを考えることからスタートします。自分の未来像を描くことで、今の行動により具体的な方向性を与えることができるのです。

物語思考は、以下の5つのステップで展開されます。

① 頭の制約を取り払い、望む姿を考える
② 主人公のキャラクターを設定する
③ キャラクターが行動を起こす
④ キャラクターが最も輝く環境を構築する
⑤ 物語を進める

これらのステップに従い、具体的なワークシートや事例が提供されています。私もこれらのワークシートに取り組んでみました。

この本から得られたポイントは？

この本から得られたポイントは、以下の3つです。

- 自分が望むキャラクター像を明確にしました。
私は、自分が望む姿を明確にするために「10年後になりたい状態」を100個書き出すというワークシートに挑戦しました。最初は難しかったですが、徐々に自分の内面を探求し、本当に望むものや興味を見つけることができました。結果的に、「自由に旅をしながら、ブログやSNSで情報発信をする人」が私の理想のキャラクターとして浮かび上がりました。

- 自分のキャラクターに合った行動と環境を整えました。
私は、自分のキャラクターがどのような行動を取るかを想像し、実際に行動に移しました。たとえば、旅行の計画を立てたり、SNSで情報発信を試みたりしました。同時に、自分のキャラクターが最も輝ける環境を作るために、同じような趣味を持つ人々と交流し、オンラインコミュニティに参加しました。これらの行動と環境づくりが、自分の性格と行動に大きな変化をもたらしました。

- 自分の人生に意味と楽しさを見出しました。
この本を通じて、自分の人生を物語として考えることで、新たな楽しみや喜びを見つけました。自分を主人公にして物語を紡ぐ発想は、日常にワクワク感や創造性を持ち込む手助けとなりました。さらに、物語の中で登場する他のキャラクター、つまり応援してくれる友人やファンとの交流やフィードバックは、私の成長と幸福感をサポートしてくれました。