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心に余裕を持つにはどうすればいいか。考え方のヒントを2つ。

最近、妙に疲れてしまうことが続く。

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忙しさが原因かとも思うが、どうも「心に余裕を持てていない」せいではないかと感じる。では、心に余裕を持つにはどうすればよいか。気持ちの持ち方を考えてみた。


<目次>

1.妙に疲れてしまう日々。原因は何だろうか。

最近、妙に疲れてしまうことが多かった。忙しいことと、それに比例してストレス負荷が溜まったことが要因だと思うが、どうも、それだけではないように感じる。
忙しくても、やっていることに実があり自分のためにもなっていると感じられれば、疲れはあっても、睡眠をしっかりとればすっきりするものだ。
今回は、どちらかというと、精神的に泥に足をとられ引きずられるような疲れで、眠りも浅くなってしまっているように感じる。
さて、原因は何だろうか。仮説として、最近「心の余裕を持てていない」せいではないかと 思う。何か、自分のやっていること、日々感じていることに不全感を覚え、気持ちに焦りのようなものを感じているのではないか。

2.心に余裕を持つにはどうすればよいか。

では、心の余裕を持つにはどうすればよいか。 一つは、「今、できていないことだけに目を向けるのではなく、自分ができていること、やればできることにも着目する」ことがあげられる。これは、陸上の短距離走者である桐生祥秀選手がインタビューで語っていたことだ。東京オリンピックの開催が延期となり、練習も以前のようにはできず、競技者にとっては厳しい日々が続いている。桐生選手は、今できることを考え、それに集中することで、自分のパフォーマンスを落とさないよう努力しているそうだ。

このことは、一般の私たちにも言えることで、「できていないこと」を嘆き、それに囚われてしまうと、前向きに行動する力を減じてしまう。思うように動きがとれない時にこそ、「今 自分ができること」に着目して取り組み、淡々と自信を積み重ねていくことが大切だと感じた。

3.いろいろな大きさの目標をたくさん設定する。

桐生選手はインタビューの中でこういうことも答えている。
「目標は、大きいものを一つだけ持つのではなく、様々なレベルのものを複数設定して、それぞれに向けた取り組みを行っている。」
桐生選手にとっては「東京オリンピック」が一つの大きい目標であったはずだ。それが延期になってしまい、大きなマイナス影響を受けたとは思うが、他にも大小さまざまな目標を持っているので変わらず努力を続けていることができているそうだ。小さい目標の中には、人には言わないようなものもあるとのこと。
目標を持ち、それを目指して努力を行うことはいいことだ。しかし、内外の様々な要因で状況が変わることがある。一つの大きな目標だけを設定して、それだけを考えていると何らかの事情で目標が失われたときに、大きなモチベーションダウンとなってしまう。大きな目標に至るまでの小さな目標なども設定して、到達するプロセスの中にも目指すところを明確にすることで、心の余裕を持って、ものごとに取り組めると感じた。

桐生選手は日本の陸上短距離界を引っ張る存在でもあるが、今後の活躍を期待したいと思っ た。

4.まとめ

心に余裕がないと、気の焦りも生み、疲労感が増してしまう。
「今できないこと」だけにとらわれるのではなく、「今できること」に着目する。
・大きな目標を一つだけ持つのではなく、到達プロセスの中にいろいろなレベルの目標を複数持つことで、外的な要因による影響によるモチベーションダウンを防げる。




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