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不安や焦りにおそわれた時には、呼吸を深くしっかりやってみよう。

現代は様々なストレスがあふれており、不安や焦りに心を覆われることもある

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不安、焦りを感じている時は、呼吸が浅くなっていることが多いので、一度、深く腹式呼吸 を行うことで落ち着きを取り戻すことができる。


<目次>

1.ストレスが多い現代。気が付くと呼吸が浅くなっている。

日々暮している中で、人間関係などでストレスを受け、不安な気持ちになることは多い。不安感が強くなると、先行きも心配になり焦りも生まれる。不安や焦燥感で頭がいっぱいになると、目の前のやるべきことにじっくり取り組める感じでなくなり、ますます焦ってしまう。
そういう悪循環に陥ると辛いものである。不安や焦りにおそわれている時は、呼吸が浅くなっていることが多い。自律神経の内、交感神経が優位になってバランスが崩れているせいだ。これは人間が野生生活をしていた時代、敵におそわれる危険を察知したときに、すぐに逃げ出せるよう臨戦モードになる本能の名残りである。自己防衛本能としては正常であるが、長く続くと心身のバランスが崩れ、疲れや不眠の原因になってしまう。

2.焦りを感じたら、呼吸に着目。深く息をしよう。

不安や焦りに気持ちが覆われたとき、どのように対処するか。不安や焦りの原因となることに向き合い、一つずつ対処していくしかないのだが、まず、精神状態に落ち着きを取り戻すことが必要だ。
不安感が大きいときは、自分の呼吸に意識を向けてみよう。無意識に浅く早い呼吸を繰り返しているはずだ。そんな場合はわずかな時間、1分でいいので深い呼吸に集中する時間を設けよう。お腹から息をしっかり吐いて吸う、これを「ドローイン」というが、回数を数えな がら深く息を繰り返すと心の落ち着きを取り戻せることがわかる。

ドローインのやり方については下記の記事を参照。 深い呼吸をすることで、優位になりすぎた交感神経を鎮め、自律神経のバランスを取り戻すことができるからだ。

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3.「安心感、心の安静」は、貯金はできないが、呼吸法で備えができる。

誰もが、不安や焦りから逃れ、心の安静を保った状態で、日々健やかに過ごしたいと願っているだろう。お金は貯金をして将来に備える一助にできるが、残念ながら「安心感、心の安静」は貯金することはできない
しかし、日常生活の中で、不安や焦りを感じた都度、1分でいいので、深い呼吸を行いバランスを取り戻すことを、「安心感」の貯金だと思えばよい。また、ドローインは繰り返し行っているうちに、慣れていき自然に深い呼吸ができるようになる。

普段の生活の中で、細切れでもいいので、ドローインによる深い呼吸を実施すれば、自律神経のバランスを保つことにつながる。1回1回の深い呼吸が「安心感の積み立て貯金」になっているのだと思って、継続して取り組もう。不安感の軽減、眠りを深くする効果、蓄積疲労の軽減など、心身のバランスにかかる効果につながっていく。


4.まとめ
・不安感、焦りにおそわれている時は、呼吸が浅くなってしまっている
・落ち着きを取り戻すために、1分でいいので深く呼吸をするとよい。
・深い呼吸により、自律神経のバランスが保たれ、不安感の軽減につながる。
・日ごろから深い呼吸を習慣付けることで、心の安定感を保つ一助となる。



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