こんにちは。このブログでは、私が読んだ本の感想やおすすめを紹介しています。今回は、河合薫さんの『40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか』という本について書きたいと思います。
この本は、いわゆる「氷河期世代」と呼ばれる40代のサラリーマンに向けた、人生の攻略本です。
著者は、健康社会学者として900人以上の働く人々にインタビューを行ってきた方で、その中から40代の悩みや絶望を分析し、どうすれば「人生思い通りにならなかったけど、結構おもしろかった」と思えるようになるかを提案しています。
私はこの本を読んで、自分のキャリアや人生について考え直すきっかけを得ました。
この本から学んだことや感じたことを、以下の5つのポイントにまとめてみました。
1. 組織人をやめ、仕事人になれ!
この本の中で、著者は「組織人をやめ、仕事人になれ」というメッセージを繰り返しています。
組織人とは、会社や上司に忠誠を誓い、自分の意見や感情を抑え込んで従順に働く人のことです。
仕事人とは、自分の仕事に誇りを持ち、自分の能力や価値を高めるために主体的に働く人のことです。
私はこれまで、組織人として生きてきました。会社のルールや上司の指示に従い、自分の時間や趣味を犠牲にして働いてきました。
しかし、それが自分の幸せや成長につながっているとは感じませんでした。むしろ、自分の存在意義や方向性を見失っていました。
この本を読んで、私は仕事人として生きることの大切さに気づきました。
仕事人として生きるためには、自分が何をしたいか、何が得意か、何が好きかということを明確にする必要があります。
そして、それに基づいて自分の仕事を選び、自分のスキルや知識を磨き、自分の価値を高める必要があります。
私はこの本を読んでから、自分の仕事に対する姿勢や目標を見直しました。
自分が本当に興味がある分野や業界について調べたり、勉強したりしました。
また、自分の強みや弱みを客観的に把握しようとしました。
そして、自分が今後どうなりたいか、どういう仕事がしたいかということを明確にしました。
これらのことは決して簡単ではありませんでしたが、私は仕事人として生きることで、自分の仕事に対するモチベーションや満足度が上がっていることを感じています。
また、自分の仕事が社会にどんな価値を提供しているかということも意識するようになりました。
2. 上司に嫌われる勇気を持て!
この本では、「上司に嫌われる勇気を持て」という言葉も印象的でした。
著者は、上司に嫌われることは必ずしも悪いことではなく、むしろ自分の成長につながることがあると言っています。
上司に嫌われることで、自分の意見や感情を表現することができたり、自分の仕事に責任を持つことができたりするからです。
私はこれまで、上司に嫌われないように生きてきました。上司の顔色をうかがい、上司の意向に沿って仕事をこなし、上司の評価を得ることを目指してきました。
しかし、それが自分の幸せや成長につながっているとは感じませんでした。むしろ、自分の本音や感情を押し殺していました。
この本を読んで、私は上司に嫌われる勇気を持つことの大切さに気づきました。
上司に嫌われる勇気を持つためには、自分の仕事に対する姿勢や目標を明確にする必要があります。
そして、それに基づいて自分の意見や感情を表現する必要があります。
私はこの本を読んでから、自分の仕事に対する姿勢や目標を上司に伝えるようにしました。
また、上司と意見が合わないときは、自分の考えや根拠をしっかりと説明するようにしました。そして、自分の仕事に対する責任や誇りを持つようにしました。
これらのことは決して楽ではありませんでしたが、私は上司に嫌われる勇気を持つことで、自分の仕事に対する自信や信頼が高まっていることを感じています。
また、上司との関係も良好ではないかもしれませんが、相互に尊重される関係になっていると思います。
3. 自分の心に従う決断をせよ!
この本では、「自分の心に従う決断をせよ」という言葉も印象的でした。
著者は、人生は思い通りにならないことが多く、その中で自分の心に従って決断することが大切だと言っています。
自分の心に従って決断することで、自分の人生に対する責任や所有感が生まれたり、自分の人生に対する満足度や幸福度が高まったりするからです。
私はこれまで、自分の心に従う決断をあまりしませんでした。
社会や会社や家族や友人など、周囲の期待や要求に応えることを優先してきました。
しかし、それが自分の幸せや成長につながっているとは感じませんでした。
むしろ、自分の人生に対する主体性や選択肢を失っていました。
この本を読んで、私は自分の心に従う決断をすることの大切さに気づきました。
自分の心に従う決断をするためには、自分が何を望んでいるか、何が大切か、何が幸せかということを明確にする必要があります。
そして、それに基づいて自分の人生に関する選択や判断をする必要があります。
私はこの本を読んでから、自分の心に従う決断をするようになりました。
決断をする習慣は決して簡単ではありませんでしたが、私は自分の心に従う決断をすることで、自分の人生に対する充実感や喜びが増していることを感じています。
4. 人生の意味や目的を見つけるな!
この本では、「人生の意味や目的を見つけるな」という言葉も印象的でした。
著者は、人生の意味や目的を見つけようとすることは無駄な努力だと言っています。
人生の意味や目的は、あらかじめ決まっているものではなく、自分で作り出すものだからです。
私はこれまで、人生の意味や目的を見つけようとしてきました。
自分が何のために生きているのか、何を成し遂げたいのかということを常に考えてきました。
しかし、それが自分の幸せや成長につながっているとは感じませんでした。
むしろ、自分の人生に対する不安や焦りを増やしていました。
この本を読んで、私は人生の意味や目的を見つけることではなく、作り出すことが大切だと気づきました。
人生の意味や目的を作り出すためには、自分が何を楽しむか、何に興味があるか、何に情熱を持つかということを明確にする必要があります。
そして、それに基づいて自分の人生に関する行動や計画を立てる必要があります。
私はこの本を読んでから、自分が楽しむことや興味があることや情熱を持つことを見つけるようになりました。
例えば、私は音楽が好きなので、ギターを習ったり、ライブに行ったりしました。また、私は旅行が好きなので、休みの日に近場や遠方に出かけたりしました。そして、私は教育が好きなので、ボランティアとして子どもたちに英語を教えたりしました。
これらのことは決して特別ではありませんが、私は人生の意味や目的を作り出すことで、自分の人生に対する楽しみや喜びが増していることを感じています。
また、自分の人生に対する意義や価値も感じています。
5. 人生は思い通りにならないけど、結構おもしろい!
この本のタイトルにもなっている「人生は思い通りにならないけど、結構おもしろい」という言葉は、この本のまとめとも言える言葉だと思います。
著者は、人生は思い通りにならないことが多く、その中で苦労や悩みや失敗を経験することがあると言っています。
しかし、それらのことは、自分の人生を豊かにすることもあると言っています。
人生は思い通りにならないけど、それがかえって人生をおもしろくすることもあると言っています。
私はこの本を読んで、自分の人生に対する考え方が変わりました。
私はこれまで、人生は思い通りにならないことが多く、その中で苦労や悩みや失敗を経験することがあると思っていました。
しかし、それらのことは、自分の人生を不幸にすることだけではなく、自分の人生を成長させることや楽しませることもあると思うようになりました。
人生は思い通りにならないけど、それがかえって人生をおもしろくすることもあると思うようになりました。
私はこの本を読んでから、自分の人生に対する感謝や前向きさが高まりました。
私は自分の人生に起こったことや出会った人たちに感謝するようになりました。
また、自分の人生に対するチャレンジや冒険を楽しむようになりました。
そして、自分の人生に対する笑顔やユーモアを忘れないようになりました。
これらのことは決して簡単ではありませんが、私は人生は思い通りにならないけど、結構おもしろいと思うようになることで、自分の人生に対する満足度や幸福度が高まっていることを感じています。
また、自分の人生に対する希望や夢も持ち続けています。
以上が私がこの本から学んだことや感じたことです。
この本は40代のサラリーマンだけでなく、どんな年代や職業の人でも読む価値がある本だと思います。
この本を読むことで、自分の仕事や人生に対する新しい視点や気づきを得ることができます。
この本は下記リンクから購入できます。この本に興味がある方はぜひ読んでみてください。