こんにちは。今回は、Z世代の価値観について書かれた本、『#Z世代的価値観』(竹田ダニエル著)を紹介します。
Z世代とは、1990年代後半から2010年頃までに生まれた人々のことで、インターネットやスマホ、SNSが当たり前の環境で育ってきた世代です。
現在、世界の消費者の4割を占めると言われるZ世代は、社会的不平等や人種差別、ジェンダー、環境問題などに対して関心が高く、変革への意識が強いとされています。
しかし、Z世代という言葉は、マーケティング用語として使われることが多く、実際にZ世代がどんな価値観を持っているのか、どういう行動を取っているのか、どういう社会を目指しているのかはあまり知られていません。
そこでおすすめしたいのが、この本です。著者の竹田ダニエルさんは、1997年生まれでカリフォルニア州出身・在住のZ世代ライター・研究者です。
彼は自身の経験や調査をもとに、米国のZ世代が抱く価値観や思考パターン、ライフスタイルなどを分析し、わかりやすく解説しています。
この本を読めば、Z世代がどういう社会に生きているのか、どういう社会に生きたいのかが明らかになります。
また、自分自身もZ世代的な価値観に触れることで、自分の考え方や行動について見直すきっかけにもなります。
この記事では、この本の内容や感想を紹介します。この本はこんな人におすすめです。
- Z世代に興味がある人
- Z世代と仕事やコミュニケーションをする機会がある人
- Z世代的な価値観に共感する人
- Z世代的な価値観に疑問や反発を持つ人
- 自分自身の価値観やライフスタイルを見直したい人
本書の構成
この本は全12章から構成されています。各章では、以下のようなテーマについてZ世代的な価値観を解説しています。
本書の長所
この本の長所は、以下のような点が挙げられます。
- Z世代の価値観を年代ではなく選択として捉える新しい視点を提供する
- Z世代の思考や行動に影響を与える社会的・歴史的・文化的な背景を詳しく説明する
- Z世代が起こしている様々なムーブメントやトレンドを具体的な事例やデータで紹介する
- Z世代が抱える矛盾や葛藤も正直に描き、その原因や解決策を探る
- Z世代の声や意見を多く引用し、Z世代のリアルな姿を伝える
本書から学んだこと
この本を読んで、私は以下のようなことを学びました。
- Z世代は自分自身や社会に対して目を向け、常に自分と向き合い、誰もがより良い社会を目指すべきだという価値観を持っている
- Z世代はインターネットやSNSを使って情報を発信し、受け取り、共有し、自分たちの世代で物事を変えていこうという当事者意識を持っている
- Z世代は外見的な輝かしさやブランド価値よりも、内面の充足や安定、今この瞬間の価値を重視している
- Z世代は自分の周りの幸せにだけ目を向ける自己愛ではなく、社会を良くするために戦い続けられるよう、まずは自分をケアし、愛するというセルフラブ・セルフケアのムーブメントに熱心である
まとめ
この本は、Z世代の価値観について深く理解したい人におすすめです。
Z世代は現在、世界の消費者や市民として大きな影響力を持っています。
Z世代と仕事やコミュニケーションをする機会がある人はもちろん、Z世代的な価値観に共感する人や疑問や反発を持つ人も、この本を読むことでZ世代の思考や行動の特徴や背景がわかります。
また、この本は自分自身の価値観やライフスタイルを見直したい人にもおすすめです。
私はこの本を読んで、自分がZ世代的な価値観をどれだけ持っているのか、どういう点で共感できるのか、どういう点で異なるのかを考える機会になりました。
Z世代的な価値観は年代によって決まるものではなく、選択によって決まるものだということを学びました。
Z世代的な価値観に触れることで、自分の考え方や行動について新たな視点を得ることができます。
『#Z世代的価値観』は、Z世代が社会を変えるために必要なことを教えてくれる本です。
Z世代は自分たちの声を発信し、社会的な問題に取り組み、多様性を尊重し、自分らしさを表現する世代です。
Z世代の価値観に学ぶことで、私たちもより良い社会を目指すことができます。
この本に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。この本は下記リンクから購入できます。
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