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自分らしく生きるヒントが詰まった本「50歳からのごきげんひとり旅」〜料理家・山脇りこさんの旅エッセイ

こんにちは、この記事では、料理家の山脇りこさんが書いた「50歳からのごきげんひとり旅 (だいわ文庫)」という本を紹介します。


この本は、50歳でひとり旅を始めた山脇さんが、国内外のさまざまな場所で感じたことや学んだことを綴った旅エッセイです。この本を読むと、ひとり旅の楽しさや魅力が伝わってきて、自分も旅に出たくなるかもしれません。この本は、こんな人におすすめです。

  • ひとり旅に興味があるけど、不安や心配がある人
  • ひとり旅に慣れている人でも、新しい発見やヒントが欲しい人
  • 人生後半に向けて、自分のごきげんを優先することを考えたい人
  • 料理家の山脇さんの視点から、食や文化に触れる旅を知りたい人


では、この本の内容や感想を詳しく見ていきましょう。

本の内容


この本は、以下のような構成になっています。

  • 第1章:ひとり旅の準備
  • 第2章:国内編
  • 第3章:海外編
  • 第4章:ひとり旅の楽しみ方


第1章では、ひとり旅をする上で必要な持ち物や注意事項、グーグルマップの使い方などを紹介しています。初めてひとり旅をする人や久しぶりにひとり旅をする人には参考になるでしょう。

第2章では、日本各地でのひとり旅の体験を語っています。特急「ひだ」に乗って岐阜県の飛騨高山や白川郷を訪れたり、京都で歩き尽くしたり、長崎で故郷の味を堪能したりと、各地の風景や食文化に触れています。また、奈良の法隆寺では、門前宿でガイドさんに案内してもらって仏像の見方が変わったそうです。

第3章では、海外でのひとり旅の体験を語っています。沖縄では美しい海や自然に癒されたり、台湾では現地の人と交流したり、パリでは美術館やカフェ巡りを楽しんだりと、それぞれの国や地域の魅力に触れています。また、台湾では料理教室も開催しており、台湾料理についても詳しく紹介しています。

第4章では、ひとり旅の楽しみ方やコツをまとめています。例えば、「朝ラン」や「ハガキ」などのおすすめのアクティビティや、「ごきげん玉」を貯める方法などが紹介されています。また、「一人でもよく食べる」ことを大切にしており、「一人でも入れるお店」や「一人でも食べられるメニュー」なども紹介しています。

本の感想


この本を読んで感じたことや学んだことは以下の通りです。

  • ひとり旅は自分自身と向き合う時間になる。

自分のペースで行動できるし、自分の好きなことや興味のあることに没頭できる。自分の気持ちや考え方に気づいたり、変えたりするきっかけにもなる。

  • ひとり旅は自分以外の人や世界とつながる時間にもなる。

旅先で出会った人と話したり、現地の文化や歴史に触れたりすることで、視野が広がったり、感性が豊かになったりする。また、自分のルーツやアイデンティティにも関心が持てるようになる。

  • ひとり旅は自分をごきげんにする時間でもある。

旅先で美味しいものを食べたり、美しい景色を見たり、楽しい体験をしたりすることで、心も体も元気になる。また、旅先での小さな幸せや感動を「ごきげん玉」として貯めておくことで、日常生活でもポジティブになれる。

本の背景や著者


この本の著者は山脇りこさんという料理家です。長崎市の観光旅館に生まれ、山海の幸に囲まれて育ちました。子どもの頃から食いしん坊で、旅好き、列車好き、宿好きです。国内外の市場や生産者をめぐり、食べて作る旅を最上の愉しみとしています。テレビや雑誌などで和食をベースにした季節感のある家庭料理を紹介しており、著書も多数あります。


山脇さんは50歳でひとり旅を始めました。それまでは家族や友人と一緒に旅行することが多かったそうですが、50歳を機に自分のごきげんを優先することを考えました。しかし、自分がごきげんになれることって一体どこにあるんだろう?と思った時に、おそるおそる試してみたのがひとり旅だったそうです。


最初は緊張したそうですが、勇気を出して旅立ってみると、自分を内側から新しくしてくれる体験や時間がありました。また、旅先で出会った同年代や先輩方を見て、「いろんな人生があるのだ。すてきだ」と思えるようになりました。若い頃のように人生が変わるかも?とか学びになる?とか思わなくても、自分にとってかけがえのない何かをもらえる旅だと感じました。


この本は山脇さんが初めて書いた旅エッセイです。その後も「50歳からはじめる大人のレンジ料理」や「台湾オニギリ」などの本を出版しています。

本の評価やおすすめ度


私はこの本を読んで大変楽しめました。山脇さんの文章は軽快で読みやすく、旅の情景や感情が伝わってきます。また、彼女の視点から見た食や文化についても興味深く読めました。

この本を読んだらひとり旅に挑戦してみたくなりました。山脇さんは、ひとり旅をすることで、自分のごきげんを見つけたり、自分の人生を楽しんだりする方法を教えてくれます。彼女の言葉には、人生後半に向けて、自分らしく生きる勇気やヒントが詰まっています。

この本は、ひとり旅に関心がある人はもちろん、自分の人生について考えたい人や、料理や文化に興味がある人にもおすすめです。この本を読んで、自分のごきげんを見つけてみませんか?

この本に興味を持っていただけたら嬉しいです。この本は下記リンクで購入できます。最後までお読みいただきありがとうございました。