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『居場所。』を読んで見つける、自分の幸せと大切な人たちの関係

こんにちは、このブログでは、私が読んで感動した本や、役に立った本を紹介しています。今回は、吉本興業の元会長である大﨑洋さんの初の単著『居場所。』についてお話ししたいと思います。


『居場所。』とは


『居場所。』は、大﨑洋さんが自らの人生や仕事を振り返りながら、自分や大切な人たちの「居場所」をつくるために心がけてきた12の「しないこと」を語った本です。タイトルにある「居場所」とは、物理的な場所だけでなく、心の中にある安心感や満足感、自分らしさや幸せといったものを指しています。


本書は、プロローグとエピローグを除いて、12の章から構成されています。各章では、「置かれた場所で咲こうとしない」「孤独を見つめすぎない」「競争しようとしない」など、大﨑さんが実践してきた「しないこと」が紹介されています。

それぞれの「しないこと」には、大﨑さんの幼少期から現在までのエピソードや考え方が織り込まれており、読者は大﨑さんの人生観や価値観に触れることができます。


本書を読んで良かったと思える点を以下にまとめました。

  • 大﨑さんが見出した「しないこと」は、誰もが共感できるものであり、自分の生き方や考え方にヒントを得ることができます。
  • 関わってきたダウンタウン吉本興業の舞台裏や裏話が満載であり、お笑いファンや芸能界に興味がある人には楽しめる内容です。
  • 大﨑さんの人柄や魅力が伝わってくる文章であり、読者は一緒に笑ったり泣いたりすることができます。
  • 言葉がシンプルでわかりやすく、説得力があります。また、ユーモアや皮肉も効果的に使われており、飽きさせません。
  • 自分の弱さや失敗も正直に認めており、読者は大﨑さんに対して親近感や信頼感を持つことができます。

本を読んで感動した点や、役に立った点


本を読んで感動した点や、役に立った点を、以下のように紹介します。

  • 本書で最も感動したのは、大﨑さんがダウンタウンと出会ったときのエピソードです。大﨑さんは、ダウンタウンの漫才稽古を見て「なんやこいつら…」と衝撃を受け、頼まれてもいないのにマネージャーを買って出ました。その後、ダウンタウンのために『4時ですよ〜だ』を自らプロデューサーになって仕掛けると、これが大ヒットしました。このエピソードからは、大﨑さんがダウンタウンの才能を見抜き、応援し、支え続けた情熱と信頼が伝わってきます。私も、自分が心から尊敬する人や仲間と出会えることを願いました。
  • 本書で最も役に立ったのは、「孤独は消えない。でも……」という章です。大﨑さんは、自分が孤独だと感じることが多かったことを告白しています。しかし、孤独から逃げることはせず、孤独を受け入れることで自分を知り、成長することができました。また、孤独な時にはおにぎりや本などの「気」が残るものに癒されたことも語っています。私も、孤独を恐れず、孤独から学ぶことができるようになりたいと思いました。
  • 本書で最も興味深かったのは、「吉本お家騒動」や「闇営業問題」などの社内外のトラブルについて語られている部分です。大﨑さんは、これらの問題に対してどのように対処し、どのような思いを抱いたのかを率直に明かしています。私は、これらの問題をメディアや世間から見ていただけでしたが、本書を読むことで、大﨑さんや吉本興業の立場や背景を理解することができました。

本の背景や著者について

私は、本書の背景や著者についても関心があります。そこで、以下のようなポイントを抽出しました。

  • 本書は、大﨑さんが2019年12月に吉本興業会長から退任した後に、自分の人生を振り返り、自分の居場所を見つめ直すために書いたものです。大﨑さんは、この本を書くことで、自分の気持ちや考え方を整理し、読者と共有することができました。


以上が、私が読んだ『居場所。』という本についての紹介記事です。この本は、自分の居場所を見つけることや自分らしく生きることに悩んでいる人におすすめです。この本は下記リンクから購入できます。ぜひ読んでみてください。