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実録心理カウンセリングを受けてみた その31 3回目の面談

前回記事に引き続き、心理カウンセリングの実体験レポートその31である

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心理カウンセリング、3回目の面談を受けたのでその様子をレポートする。



<目次>

1.3回目の訪問

前回(2回目)の面接から丁度1か月。自分にとってあわただしく時間が過ぎ、あっという間に3回目の面談予約日がやってきた。カウンセリングルームを訪れる。人間は場所に対する慣れというものがあるもので、3回目になると「馴染みの場所」として緊張せず認知するようだ。
先生からは前回面談からの様子はどうだったか質問があった。自分からは「睡眠日誌を継続して記録していること。少し仕事でストレスが多く、この1ヶ月はあわただしく時間が過ぎていった」ということをお話しした。
不眠改善については、開始から8週間がたち、数値的には徐々に改善傾向があること。しかし日中の体調についてはまだまだ不満感が残っていることを伝えた。

2.身体症状に効果があるマインドフルネス瞑想

面談している中で、「ストレスを感じると、体が重くしんどく感じたりする」などの傾向から、「身体症状が出やすいタイプ」ではないかとの先生の考察があった。
症状の一因として「身体上の不調」に対して「とらわれ」があるのではないかとのこと。
これに対してはマインドフルネスが有効との紹介があった。
マインドフルネスは過去や未来への不安等にとらわれず、「今、ここ」に意識を向けるこころの持ち方であると説明があり、1日10〜15分程度、瞑想を続けると効果があるそうだ。
瞑想中は自分の呼吸の動きに意識を集中すると雑念を振り払うことができるとの話。雑念が 浮かぶことは、決して悪いことではないが、雑念が生じていると客観的に認識し、以降それに取り合わず自分の呼吸へと意識を向けることに戻ればよいとのことであった。
面談の中で、1分間、目を軽く閉じて瞑想をやってみた。1分間がずいぶん長く感じたこと、部屋の空調の音が大きく感じたこと、呼吸の度に自分の肺の中に空気が取り込まれ、吐さ出す動きを感じたことなどを感想としてお話した。

3.マインドフルネスの効果

マインドフルネス瞑想を習慣的に続けると、だんだん、夜に仕事の心配ことなどを思い浮かべることがなくなってくる効果があるそうだ。漠然とした不安感に意識が向いてしまうことが減ってくるとのこと。
今、眠りが浅くなっているのは、中途覚醒したときに、あれこれ心配ごとをしてしまうことが原因となっているので、マインドフルネスを日常に取り入れることによって不眠対策にもなりそうだ。
現在は、寝る90分前くらいにぬるめのお風呂に入っているので、その入浴時間を使って10~15分程度瞑想を行ってみようと思う。先生によると瞑想を10分間程度続けると身体上の変化が生じ、効果も得られやすくなるとのこと。やってすぐに効果を感じるものではないが、毎日続けることによって、ネガティブな反すうを減らすことができるそうだ。次回面接まで1ヶ月強ほどあるので、試しに毎日、マインドフルネス瞑想を続けてみようと思う。


(「実録心理カウンセリングを受けてみた」シリーズ、次回に続く)