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ぴえん系女子から学ぶ幸せとは?「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

こんにちは、このブログでは、私が読んだ本の感想やおすすめを紹介しています。

今回は、21歳の現役女子大生ライターである佐々木チワワさんのデビュー作「「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認 (扶桑社新書)」について書きたいと思います。

この本は、歌舞伎町に出入りするZ世代の若者たちのリアルな姿を、著者自身の実体験と取材をもとに描いた現代若者論です。

歌舞伎町に誕生した「ぴえん系女子」、「トー横キッズ」、「自殺カルチャー」、「新世代ホスト」、「SNS洗脳」など、深い闇に落ちてしまう理由や背景を分析しています。

この本を読んで、私は以下の点に新たな視点を得たり、役に立ったりしました。


「ぴえん系女子」とは、SNSで「ぴえん」という顔文字を多用し、自虐的な発言や行動をする女性のことです。

彼女たちは、自分の価値を男性からの承認に求め、ホストやパパ活などでお金や時間を費やします。

しかし、それは本当の幸せではなく、自分を見失ってしまうことに気づきました。

SNSのような他人承認に頼らず、自分の幸せは自分で決めることが大切だと思いました。


・「トー横キッズ」とは、新宿東口のトー横ビルで集まる未成年の若者たちのことです。

彼らは、酒やドラッグをやりながら、歌舞伎町の街娼やホストと関わります。

彼らは、家庭や学校で孤立しており、仲間や愛情を求めています。

しかし、それは本当の仲間や愛情ではなく、利用されているだけです。

私も友達や恋人との関係に悩むことがありますが、相手を大切にすることや自分を大切にすることが必要だと思いました。


・「自殺カルチャー」とは、歌舞伎町で流行っている自殺願望や自殺予告をする文化のことです。

彼らは、SNSで自殺を匂わせたり、自殺グッズを売買したりします。

彼らは、生きる意味や目的を見失っており、死ぬことで注目されたいと思っています。

しかし、それは本当の注目ではなく、他人からの同情や嘲笑です。

私も生きることに疲れたりすることがありますが、生きることの価値や楽しみを見つけることが大切だと思いました。


この本の背景や著者についても触れておきたいと思います。

この本の著者である佐々木チワワさんは、2000年生まれです。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)在学中です。

10代のころから歌舞伎町に出入りし、「ぴえん系女子」や「トー横キッズ」などの現場にも関わってきました。

彼女は、自身のアクションリサーチとフィールドワークを基に、「歌舞伎町の社会学」を研究しています。

歌舞伎町の文化とZ世代にフォーカスした記事を多数執筆しています。

彼女は、自分の体験や考えを赤裸々に語り、読者に衝撃や共感を与えています。


この本は、歌舞伎町の若者たちのリアルな姿を知ることができる貴重な一冊です。

彼らの痛みや苦しみ、希望や夢を感じることができます。

また、自分自身の生き方や幸せについても考えさせられます。

この本は、Z世代だけでなく、他の世代の人にも読んでほしいと思います。

この本は、下記リンクから購入できます。