「実家じまい終わらせました! 」という本を読んで、私はとても感動しました。
この本は、タレントの松本明子さんが、25年間も空き家になっていた香川県高松市の実家を売却するまでの苦労と教訓を赤裸々に綴ったものです。
実家じまいに関する専門家との対談もあり、空き家問題や遺品整理、墓じまいなどについて具体的で役立つ情報が満載です。
私はこの本を読んで、次のようなことに気づきました。
・実家を空き家にしておくと、維持費や固定資産税などで大きな出費がかかるだけでなく、火災や犯罪のリスクも高まる。早めに売却や賃貸などの処分を考えるべきだ。
・実家の物件価値は、立地や建物の状態だけでなく、市場の需要や供給によって変動する。
売却するなら、不動産業者に査定してもらい、適正な価格を知ることが大切だ。
・実家の中にある大量の遺品や思い出の品は、整理するのが大変だし、捨てるのも忍びない。
でも、全部持って帰ることもできないし、子どもたちに引き継ぐことも難しい。
そんなときは、プロの家財整理業者に依頼するのも一つの手だ。
・先祖代々のお墓も、実家じまいと同じくらい重要な問題だ。
お墓を維持するには、管理費や供養費がかかるし、遠方から参拝するのも大変だ。
お墓を移動したり、改葬したりする方法もあるが、法律や宗教上の制約や手続きがあるので注意が必要だ。
この本を読んで、私は自分の親や実家に対する気持ちが変わりました。
親が元気なうちに一緒に実家じまいを考えておくことが、親孝行だと思うようになりました。
また、自分が死んだ後に子どもたちに迷惑をかけないように、生前整理や遺言書作成なども積極的に行っていこうと思いました。
この本は、実家じまいや空き家問題に直面している人はもちろん、これからそういう問題にぶつかりそうな人にもおすすめです。
松本明子さんの体験談はとてもリアルで感情移入できますし、専門家との対談は非常に参考になります。
この本は下記リンクで購入できます。ぜひ読んでみてください。