こんにちは、このブログにお越しいただきありがとうございます。今回は、小倉広さんのベストセラー『もしアドラーが上司だったら』について、私の感想とおすすめポイントをご紹介したいと思います。
この本は、アドラー心理学を職場で活かす方法を、小説仕立てで教えてくれる本です。
主人公は、広告代理店で営業マンとして働くリョウという男性で、仕事がうまくいかず、毎日モヤモヤしています。
そんな彼の前に、アメリカの大学院でアドラー心理学を修めたドラさんという上司がやってきます。
ドラさんは、リョウに12の宿題を出し、アドラー心理学の考え方やスキルを身につけさせていきます。
その過程で、リョウは仕事の楽しさや意味を見つけ、自信や勇気を持ち、結果も出すようになっていきます。
私は、この本を読んで、とても感動しました。アドラー心理学に興味があって、いくつかの本を読んできましたが、この本は、とてもわかりやすく、かつ面白かったです。
ストーリーが引き込まれるし、登場人物の感情や思考に共感できるし、実践的なヒントやワークがたくさんあります。
私は、この本を読んで、以下のようなことに気づきました。
- 自分を追い込んでもやる気が続かないのは、自分の機能価値に囚われているから。存在価値を認めることで、自分を勇気づけることができる。
- 失敗から目をそらすのではなく、失敗から学ぶことで、成長できる。失敗は、自分の能力や価値を測るものではなく、目標に近づくためのフィードバックだと考えることができる。
- 他人を喜ばせようとしても、無視されたりバカにされるのは、自分の期待や要求が相手に伝わっていないから。相手の立場や感情に配慮しながら、自分の思いや要望を伝えることで、対等な関係を築くことができる。
この本を読んで、私は、自分の考え方や行動に変化が起きました。
仕事に対するモチベーションが上がり、自分に自信が持てるようになりました。
また、職場の人間関係も改善され、コミュニケーションがスムーズになりました。この本は、私にとって、とても役に立ちました。
この本の背景や著者についても、少し触れておきたいと思います。
この本の著者である小倉広さんは、アドラー派の心理カウンセラーで、組織人事コンサルタントとしても活躍されています。
彼は、コーチングや交流分析などを学ぶうちに、それらの源流にアドラー心理学があることを知り、岩井俊憲氏に師事しました。
現在は、「子育て中心の理論であるアドラー心理学をビジネスに活かすための架け橋となる」ことを使命に、数多くの企業にて講演や研修を行っています。
彼は、この本を書くにあたって、自身の経験やクライアントの事例をもとに、アドラー心理学をわかりやすく伝えることを心がけたそうです。
彼は、この本を通して、読者に「仕事の楽しさ」や「働く意味」を見つけてもらいたいという思いを語っています。
この本は、仕事で悩んでいる人、アドラー心理学に興味がある人、自分の考え方や行動を変えたい人におすすめです。
この本は、仕事だけでなく、人生全般に役立つ知恵やスキルを教えてくれます。
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