こんにちは。
今回は、ストレスマネジメント専門家である舟木彩乃さんの著書「「首尾一貫感覚」で心を強くする」を紹介したいと思います。
この本は、過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに共通していた「首尾一貫感覚」という能力について解説したものです。
「首尾一貫感覚」とは、以下の3つの感覚から構成されるものです。
- 把握可能感=「だいたいわかった」
- 処理可能感=「なんとかなる」
- 有意味感=「すべてに意味がある」
これらの感覚は、ストレスのある状況でもしなやかに生きるために必要なもので、後天的に高めることができます。
この本では、これらの感覚を高める方法や、フランクル心理学や『夜と霧』という名著から学ぶことができます。
私はこの本を読んで、以下のようなことに気づきました。
- 自分の置かれた状況を客観的に把握し、自分にできることを見つけることが大切だということ
- なんとかなると信じることで、自分の能力や資源を最大限に活用できるということ
- どんな出来事にも意味があると考えることで、自分の人生に目的や価値を見出せるということ
これらのことは、私の人生観や行動にも大きな影響を与えました。
例えば、以前は仕事で失敗したり、人間関係で悩んだりすると、自分を責めたり、逃げ出したりしたものですが、この本を読んでからは、そのような状況を「把握可能感」「処理可能感」「有意味感」の観点から分析するようになりました。
すると、自分にはコントロールできないこともあるし、それは仕方ないことだと受け入れられるようになりました。
また、自分にはできることもあるし、それはチャンスだと捉えられるようになりました。
さらに、自分の人生には意味があるし、それは自分で見つけられるようになりました。
これらのことによって、私はストレスに負けない強い心を持つことができるようになりました。
この本は、ストレス社会を生きる現代人にとって、とても役に立つ一冊だと思います。
特に、不安や悩みを抱えている方や、生きる意味を見出せずにいる方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
この本は、Amazonや楽天ブックスなどのオンライン書店で購入できます。
この本を読んで、あなたも「首尾一貫感覚」を高めて、逆境に強い自分になってください。