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悩み事は書き出して、自分の中でリスト化してしまおう。

日々生活をしていると、雑多な悩みや心配事などが溜まってくるものである。

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中途半端な形で思考に浮かんだり消えたりすると、精神の安定を妨げかねない。
今回は、自分の悩み事や心配事を一度、書き出して整理することで、落ち着きを得る方法について書きたい。

<目次>

1.悩み事が頭に浮かんでしまう理由

誰しも、生きている中で、大小の悩み事、心配事を抱えるものだ。ちょっとした人間関係の悩みといった日常レベルのものから、将来の人生の方向性というような「生き方レベル」のものまで、いろんな考え事が頭の中で一種カオス状態のようになっていることが多いのではなかろうか。
自分の中で悩みが明確な対象として認識できていない状態では、ふとした瞬間に、悩みが浮かんでは消えを繰り返してしまう。そういう心理状態では目の前の出来事を楽しんだり、集中して取り組むことが難しくなり、徐々に心身が消耗することになりがちである。

2.一度、頭の中身を紙に書き出してしまおう。

上記のような「頭の中が考え事でカオス状態」になっていると感じたら、ノートなどに、思い浮かんできそうな事柄をフリーハンドで書き出してみる。とにかく手を動かして、殴り書きでいいので、何らかの言葉に「置き換えていくこと」が有効である。できれば、静かなカフェなど、自宅とは違う場所でまとまった時間をとって取り組めるとなおよい。
書き出す時点では、「どう解決するか」といったことまでは考えなくてもよい。
「もう書き出せない」と自分でバンザイするくらい出し切ってしまうことが目標である。

3.次の一歩 分類することで自分の傾向も知る。悩み事について調べてみる。

殴り書き状態の「考え事リスト」ができたら、次のステップでは、それを清書してみよう。おすすめは「表計算ソフト」に一行一項目ごとに入力する方法である。
洗い出し段階では「単語」や「〜かな?」と疑問形であったりした事柄について、この清書段階では、少し短い文章として整理するくらいのレベルを目指そう。清書をする段階で、関連する事柄は同じページに書くなど工夫をして、おおまかな分類を試みる。表計算ソフトなら、分類項目を作って、あとから並び替えを行うやり方でもよい。

大きく分類してグルーピングすると、たくさんあった項目がいくつかのグループに集約されていくことに気づくと思う。どういった分野でたくさん考え事を抱えていたのかが、明白になることで、現在の自分の悩み事の傾向も知ることができる。

書き出してみると、悩み事、心配事が「言葉として明確化」され客観的に捉えることが可能になると思う。この段階に来たら、抽出された言葉を元に、ウェブで検索して解決のための情報を収集しはじめよう。調べてみると、たいていのことは、「自分一人だけの悩みではなく」、「世の中に多くある悩みの一つ」であることを知ることになろう。何らかの手がかりを得たら、行動への第一歩を踏み出して行きたい。

4.まとめ

・輪郭のはっきりしない悩みは、いつまでも頭に浮かんできてしまう。
紙に殴り書きでよいので書き出すこと。対象を客観視できるようになる。
・次に分類しながら清書をする。分類すれば、自分の悩みの傾向も把握できる。
言語化できたら、「調べてみる」を実践。手がかりを得たら、行動へ一歩踏み出そう。


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