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染谷昌利著「ブログ飯」を読んで。「人にわかりやすく伝える」ことに情熱を持つ。

プロブロガー染谷昌利さんの著書「ブログ飯」を読んだ。
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本書は染谷さんが会社を辞め、ブログで家族を養っていけるだけの収入を得るまでの経緯などをわかりやすく書いたもの。ご自身の経験を元に「ブログを運営し、そこから収入を得る」のは、どういうことなのかが、わかりやすく書かれており、興味を持って読み進めることができた。


<目次>

1.読後の印象

まず、読み通した印象として文章が読みやく、内容が頭に入ってきやすかったことがあげられる。ブログで読み手にわかりやすく伝えるということを意識し、繰り返してきた経験から生まれた文章力なのだと思う。
ウェブの技術的な話ではなく、自身の経験、その時に感じた心情などが素直に文章として落とし込まれている。会社員をしながら兼業ブロガーしていた時代から、独立して試行錯誤を重ねて現在に至る経緯が、読み物として興味深く語られている。

2.参考になったポイント

次に、本書中で参考になったポイントを抜き書き形式でいくつか紹介したい。


・「たくさんのファンを継続的に得ることができるブログ」を目指すこと。
・「人との違い」こそが価値である。
・単語帳をいつも持ち歩き、アイデアのメモをとっている。
・広告の位置を調整できるウェブ知識(HTML、CSS)はあった方がよい。
・何かしらの成功パターンを摑み取るまで、あきらめずに続ける
目的を明文化する。覚悟が明確になる。
・「なぜ自分なのか」と意識するだけで、文章の雰囲気が変わってくるもの。
・何か一つだけでもいいので、「自分らしさ」をブログの中に込める
検索エンジンクローラーを回すためのリンクを一本張る。
・人気ブログをじっくり読み込み参考にする。

3.まとめ 全般の感想

筆者のブログに対する愛情、膨大な作業量(記事作成)をこなす熱意を感じた。またその熱量があってこそ、独立してブログで飯を食っていけるようになったのだろうと思う。

さらに言えば、「読み手に、何か物事をわかりやすく丁寧に伝える」というコミュニケーションの基本部分を大事にしていることが伺えた。

この本を読んで、ウェブで情報発信するということは、受け手に役に立つ情報を届け、理解してもらうという基本姿勢が大切なのだということを再認識した。

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

  • 作者:染谷 昌利
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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