こんにちは、このブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、私が最近読んで感動した本、「ほどよく忘れて生きていく」藤井英子 著について、おすすめする記事を書きたいと思います。
この本は、91歳の心療内科医で漢方専門医でもある藤井英子先生のエッセイ集です。著者は89歳で自分のクリニックを開院し、現在も現役で診察を続けています。この本では、著者が長年の臨床経験と自身の人生から得た知恵を、さまざまなテーマに沿って分かりやすく語っています。
私はこの本を読んで、心がとても軽くなりました。著者の人柄が伝わる温かく優しい言葉遣いで、読んでいて癒されます。また、著者の豊富な人生経験と医学的な知見が説得力を持って、心と体の健康に役立つヒントを提供してくれます。
この本のポイントは、「さっぱりと生きること」です。著者は自分の心に余裕を持ち、小さなことにこだわらない姿勢で生きています。そのため、若々しい心と体を保ち、多くの人に元気や安心を与えています。この本を読むことで、私たちも著者のように「ほどよく忘れて生きていく」方法を学ぶことができます。
例えば、以下のような言葉が印象的でした。
「人は、誰でも何かしら誰かの役に立っている。また、誰かに助けられて生きている。自分でできることは自分でやる。自分でできないことは、人に頼る。」
これは、自分の存在価値や社会的な役割を認めることと、人間関係の重要性を教えてくれる言葉だと思います。自分の力だけではなく、人の力も必要だということを忘れないようにしたいです。
「『人間関係』はほどよく忘れる。『折り合い』は忘れる。『みんな仲よく』は忘れる。『してあげる』は忘れる。『家族だから』は忘れる。」
これは、人間関係における無理や苦労を捨てることの意味を示しています。人間関係に縛られて自分を見失ったり、相手に期待しすぎたりすることはありません。自分らしく生きることが一番だと思います。
「『心配には及びませんよ』『大丈夫ですよ』という声かけに『それだけでほっとした』という声も多い」という一節。
これは、人間は言葉の力で安心することができることを教えてくれます。何か悩んだり困ったりした時に、誰かから優しい言葉をかけられると、心が温まります。言葉は人と人をつなぐ大切なツールだと思います。
この本には他にもたくさんの素晴らしい言葉やエピソードがあります。私はこの本を読んで、自分の心や体を知り、自分を大切にすることが必要だと感じました。そして、過去や未来に囚われず、今この瞬間を大切にすることを学びました。
この本は、心と体の健康に関心のある方や、人生の悩みや迷いを抱えている方に特におすすめです。この本を読んで、著者のさっぱりとした生き方やほどよく忘れることの大切さを感じてみてください。きっと、あなたの心にも余裕が生まれるはずです。
この本は、下記のリンクから購入できます。もし興味があれば、ぜひ手に取ってみてください。私はこの本を読んで、本当に良かったと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。それでは、さようなら。
