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本屋での本の選び方

一般向けの健康本コーナーにいくと睡眠関連の本がけっこうたくさんあって、どの本を選ぶか迷うと思います。


睡眠に関する本に限った話ではありませんが、本屋での本の選び方について、私か採っているる方法を紹介します。参考にしていただければ幸いです。

1.先ず、背表紙のタイトルをよく見る

最近の本は、手に取ってもらうようにタイトルを工夫して付けてあります。まずは、気になったタイトルの本を見てみましょう。

2. 手にとったときの印象を大切にする

本を手に取ると、カバーのデザインが目に入り、本の重さや厚みなどを体感することになります。電子書籍のようなデジタル媒体とは違って、実際の物質の良さが書籍にはあります。

パラパラとめくったときの、紙質や文字の大きさなど、「その本の雰囲気」を感じ取って、自分が読みたいなと感じさせるものかを判別しましょう。

3.本の紹介欄をチェック

ブックカバーの折り返しのところなどに、その本の内容や想定する読者層について書かれていることが多いです。その内容を読んでみて、自分が求める内容であるか確認しましょう。

4.本の最後にある出版奥付欄を見る

本の最後に出版日付などが書かれた奥付欄があります。

そのページの上の方に筆者の経歴が書かれていることが多いです。

こちらを確認してどういった人が執筆しているかを参考にします。

医師の方が医学的な見地から書かれているのかなど、その本の執筆方針を知ることができます。

また、出版年月もこちらで確認できます。

5.目次をざっと見てみる

目次をざっと見てみましょう。章建てをざっくり見ると、その本が何に重きを置いているかを知ることができます。

目次での章建て、項建てが整っていて、内容が伝わってきやすい書籍は、考えが整理されていて内容が頭にはいってきやすいケースが多いです。

6.目次の中から気になったトピックについて少し読んでみる

目次を見たら、その中から自分がそのときに気になっている項目を探し出し、該当の2~3ページを読んでみます。例えば、私は以前、「睡眠制限法」についての情報を求めていました。本屋に置いてある関連書籍の目次から「睡眠制限法」について書かれたページを探し、試し読みしました。

そもそも採り上げられていないものから、書いてあっても簡単な紹介にとどまっている本が多数ありました。

そのことから、自分が知りたい詳しさのレベルで記載されていそうな本を探すことができました。

7.序文、あとがきなどを少し読んでみる

最後に、序文(「はじめに」)やあとがきの文章を少し読んでみます。ここでは、内容そのものよりは、文章による「語り口」の雰囲気を知ることが目的です。

自分にあった語り口、文章の雰囲気があり、各自の好みや、そのときの自分の心理状況により、求める雰囲気は変わってくるでしょう。違和感なく読み進められるか、ということを確認しましょう。


以上のような点を確認して、自分に合った本を選びましょう。

しっかり選んだつもりでも、家に帰って読むと、あまり自分に合わないこともあります。しかし、そういった経験を重ね るとだんだん自分に合った本選びができるようになってきます。


今回は睡眠に関する本選びということで書きましたが、他のジャンルの本探しでも応用できると思います。