不眠症の改善について、若いころの自分に対して説明するように、このブログで書いていきたいと言いました。
眠りに対して悩みを持っている人に最初に言っておきたいことは、「一生懸命やってよく眠れるようになるわけではない」ということです。
眠気を我慢して、頑張って起きていることはできますが、「ぐっすり眠るぞ」とか「明日は朝が早いから、気合を入れて早く寝付くぞ」と頑張ってもよく眠れはしません。
むしろ、気合が入った分だけ、意識しすぎて眠れなくなるでしょう。
真面目で、ぐっすり眠りたいと熱望する人ほど、うまく眠れなくなってしまうのです。
直線的な努力によって課題を克服してきた経験が、「眠り」に対してはうまく働かないのが現実です。
それでは、どのようにしたらいいのか。
「こつこつと外堀を埋めるようなアプローチを続けること」、それに尽きます。
「急がば回れ」といいますが、間接的に眠りによさそうなことを、いろいろと組み合わせて続けることによ って、あなたの眠りは着実に改善していきます。
オセロゲームのように回りから攻め込んで、囲んだら自分の色に裏返る、そういった一種のゲーム感覚をもって、自分の眠りをいい方向に導いていきましょう。
このブログでは、そのためのヒントをたくさん紹介していきたいと思います。