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各種QR決済を使ってみた。どのサービスがお勧めかを考察する。

スマホでのQR決済に対応するお店が増えてきた。

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今後はキャッシュレス決済が普及すると思われ、私も関心を持って各種サービスを使ってみた。今回は自分で使ってみた8種類のQRコード決済のサービスについて、それぞれの特徴と感想を述べることとする。
*あくまで自分で使ってみた範囲での個人的な感想である。

<目次>

1.paypay

使えるお店が増えた。個人経営の飲食店やイトーヨーカ堂西友といったスーパーまで使える。また、yahooかんたん決済に組み込まれたことからヤフオクなどの支払いにも使え便利である。どれか、一つQR決済を選ぶとしたら、使える場所の多さからpaypayとなるだろう。また、アプリの残高表示でこれまでの還元額が把握できる点もよい。
<注意点>
キャンペーン条件が時間限定であったり対象店舗が絞られていたり、条件が細かいのでフォローするのが面倒。クレジットカードチャージについて、ヤフーカード以外は還元率が少ないことにも注意。
<おすすめな人>
携帯がソフトバンクの人。ヤフオクなどヤフーサービスで支払いする機会が多い人。yahooプレミアム会員の人。QR決済をどれか一つやってみようという初めての方。

2.LINE PAY

以前はコンビニなどで使える100円、200円のクーポンの配信がときどきあったが、2019年11月おんヤフーとの経営統合発表後は、還元策が減ってしまった。今後も還元キャンペーンはあまり期待できないと思う。LINEと連携しているので、割り勘の清算などには便利だろう。
<おすすめな人>
飲食後の割り勘の機会が多い学生の方などにおすすめだと思う。

3.d払い

資金力豊富なドコモがやっているだけあって、各種キャンペーンによる還元策が多め。ドコモユーザーの人向きだが、他キャリアの人も余力があれば使うとよい。
<注意>
最近、還元を受けるためには、設定するクレジットカードが「dカード」に限定されるようになったので注意。各種キャンペーンは「エントリー」が必要。還元されるdポイントは期間限定、期限が短いことが多いので留意。
<おすすめな人>
携帯がドコモの人。ローソンをよく使う人(タイアップが多い)。paypayの次にどれかを試そうと考えている人など。

4.au pay

2020年2月からの還元キャンペーンに合わせて使い始めたが、毎回、すぐにキャンペーンの上限額に達し、終わってしまったので、ほとんど使えなかった。初回登録が面倒くさかったイメージがある。
<おすすめな人>
携帯がauの人。

5.楽天pay

それほど目立ったキャンペーンをやっていない印象。自分は楽天ポイントを消化する目的で使用。近所のドラックストアで、牛乳、トイレットペーパーなど日常生活必需品を買う時に使用している。特に期間限定ポイントの消化に便利。
<おすすめな人>
楽天の期間限定ポイントの使い道を探している人。

6.メルペイ

「メルカリ」アプリに付属している。ときどき還元率の大きい(50%)キャンペーンが実施される(予告は直前であることが多い)。しかし還元額は大きくないので、数回の買い物で使い終わってしまい、使い慣れる前に終了するパターンである。
あと、還元キャンペーンでメルペイスマート払いという後払い方式での使用が条件の時がある。支払い上限額の設定や翌月初の清算など、少し面倒くさい。クーポン配布もときどきあるが、もったいぶって毎日実施の抽選方式だったりするので、短気な人は腹を立ててしまうだろう。
<おすすめな人>
メルカリの売り上げ代金で買い物をしたい人。還元率が大きいキャンペーンを狙いたい人。電子マネー「iD」と連携できるので使える場所は意外に多い。

7.ファミペイ

数回使ってみたが、魅力の低い決済サービスである。
クレジットチャージはファミマTカードのみだし、キャンペーン、クーポン等も少なく他のQR決済のキャンペーンに乗った方がよいと思う。こういう一事業者のみを対象とした決済アプリは、活用度は低いと感じる。
<おすすめな人>
ファミリーマートのファンの人。

8.オリガミペイ

2020年1月に、メルカリに買収されたあとは、終了モードに突入。今から始める必要はないだろう。
創業者からすると、「会社の売り時」を見誤ったということだろうか。あとから考えれば、セブンイレブン「7pay」を自社開発などせずに、このオリガミペイを提携〜買収していればよかったのではないかとも思う。

<全体まとめ>どのサービスがおススメか。

普通に使いこなすのにおススメなのは「paypay」。携帯がドコモとauの人は、それに加えてそれぞれ「d払い」au pay」といったところだろうか。
友だち同士での送金のやりとり、お店からのお知らせを受け取ったりといったワンストップでできる機能面ではLINE Payが一番可能性があるように見えたが、ヤフーによる買収で進歩が止まったように見える。
結局、携帯3キャリアがやっているサービスに収斂していきそう。3社の営業利益が年間3兆円くらいあるそうなので、やはり資金体力があるところが生き残るのだろう。
各アプリには使い勝手の向上と、役立つ情報が集約される仕組みの工夫などを期待する。


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